「一人5万円給付」の公約にびっくり!(市長日記R2.11.16)

更新日:2020年11月17日

令和2年11月16日

お隣の丹波市長選挙があり、市議会議長を務められた林さんが初当選されました。

 

私がびっくりしたのは林さんの公約です。

一つは市役所庁舎建設の凍結、もう一つはそのために積み立てていた基金(25億円)をくずすなどして市民一人5万円を給付するという事業です。

丹波市は合併して15年、庁舎が氷上、春日、山南と分かれているので統合の必要はあるものの、長年の先送りされてきた課題だと思います。

今の庁舎のままで良いのならそれも民意だと受けとれると思います。

びっくりするのは一人5万円の給付です。選挙中はこの話でもちきりだったようです。一人5万円で6万人分だと30億円かかります。国からコロナ対策で交付されるのは5億円~10億円、このなかでいくばくか生活支援にあてるのなら分かりますが、これらをはるかに超えるものです。

現職の谷口市長は「市民を目先の利益に飛び付かせる仕掛けだ」と語っておられましたが心情お察しするところです。

市長の公約の大切さとその責任をつくづく感じています。