11月19日市長メッセージ 丹波篠山市のお苗菊(市長日記R2.11.19)

更新日:2020年11月19日

11月19日の市長メッセージ

全国的に新型コロナウイルスの感染者が増加し、兵庫県においても2日連続100人を超える感染者が判明し、流行の「第3波」の到来かと言われています。専門家は、ちょっとした気の緩みを指摘しており、「ここ1、2週間が非常に重要な時期」として、再度、感染防止策の徹底を呼びかけています。

丹波健康福祉事務所管内においては、11月19日現在も感染者数は14名(うち丹波篠山市7名)と変わらず、今のところ、落ち着いた状態ですが、3連休もありますので、常に新型コロナウイルスを意識して行動し、市民ひとり一人が気を引き締めて感染予防に取り組みましょう。

また、発熱などの症状があれば、かかりつけ医へ電話で事前に相談をしてから受診しましょう!

避けること

1 飲酒を伴う懇親会等

2 大人数や長時間に及ぶ飲食

3 マスクなしでの会話

 

休日診療所の体制変更について

市民センターで開設している「丹波篠山市休日診療所」は、新型コロナウイルス感染症対策として、12月から令和3年3月まで休診します。12月からは、十分な感染症対策を取った市内の医療機関において輪番制で開設し、診療します。詳しくは別表をご覧ください。

新型コロナウイルスに関する相談窓口

□丹波健康福祉事務所 0795-73-3765(平日9:00~17:30)

□新型コロナ健康相談コールセンター078-362-9980(平日・休日 24時間対応)

□丹波篠山市コロナ総合相談窓口 079-552-6053(平日8:30~17:15)

□丹波篠山市健康課 相談窓口 079-594-1117(平日8:30~17:15)

11月19日の市長日記

令和2年11月19日

丹波篠山市には、篠山藩の時代から篠山だけに伝わる門外不出の「お苗菊」があります。

お苗菊は篠山藩の5代藩主「青山忠良」(あおやまただなが)が天保・弘化の頃(1800年代)、幕府から拝領し家臣に分譲したと伝えられる中菊のことで、一度満開になった花が「狂い」と称して花弁の裏を見せて巻き上がるという奇妙を見せる趣味豊かな品種です。

今もなお、現存する21品種のお苗菊が篠山の人々に愛育され、菊花同好会の皆様によって伝統を受け継がれています。

 

このお苗菊を中心とする丹波篠山市菊花展が、11月1日(日曜日)から15日(日曜日)まで、大手前南駐車場で開催されました。出品された菊は総計343鉢にのぼり、5日には出品作品の中から審査のうえ優秀な作品を選出し、9日には表彰式が行われました。青山賞の岸田士郎さん、知事賞の井田敏行さん、市長賞の岸田知栄子さん、稲山寅夫さん(千輪づくり部門)等が表彰されました。

岸田さんは、人前で話すのは不得手ということで「共々に齢ひ重ねて菊日和り。」と、元気なうちはお苗菊の栽培を続けていきたいという思いを俳句で語られました。

菊花同好会の会員さんに負けじと、城北畑小学校の子ども達も頑張っています。

また、今年はお苗菊21種類を揃えて展示した特別花壇やお苗菊の品種「小倉山」ばかりを集めた花壇など特別展示も行われました。

入賞者は次のとおりです。

 

表彰者名簿
色とりどりの菊花
色とりどりの菊花
ドーム型に咲いた菊花
様々な形に咲き誇る菊花
色とりどりの菊花
トロフィーを掲げる受賞者

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電話番号:079-552-5109
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