景観フォーラム(市長日記R2.12.22)

更新日:2020年12月22日

令和2年12月22日

景観フォーラムを開催しました。

今年は「景観まちづくり刷新モデル事業」が完成し、景観都市にふさわしいまちになりつつあります。

堀先生は

「人に対する配慮のまちづくりが大切。大正ロマン館は建物、道路にもよくお越しいただきましたという配慮が感じられるようになりました。お店の前にもベンチを置くなど滞留の拠点をつくっていくことです。丹波篠山は城下町も農村も美しくポテンシャルが高いのです。

人口は経済そのもので、人口が減れば経済が委縮するのは仕方がありません。定住人口が減れば、交流人口、すなわち観光客をたくさん呼び込んでくるしかないので、観光はますます重要になります。

しかし、観光客が増えてもお金が地域に落ちないと観光の効果はじゅうぶんではありません。どこでも観光施策は、人を呼んでくるところに留まっていて、お金が地場の店舗や地域に落ちるように工夫するとりくみが必要です。」

 

なお、今年の事業のとりくみの結果は次をご覧ください。

ロマン館西側広場

事業前

無電柱化工事前のロマン館西側広場。歩道が狭く、街路樹やベンチがある

事業後

無電柱化工事後のロマン館西側広場。歩道が拡張され、街路樹やベンチは撤去。歩道のタイルはきれいな模様になっている。

市道大手線

事業前

無電柱化工事前の市道大手線。電話ボックスやモニュメント、自販機がある。

事業後

無電柱化工事実施後の市道大手線。建造物が撤去され大書院まで見渡せるようになった。

市道城東線

事業前

歩道整備前の市道城東線。木の枝が道路に侵入している。

事業後

工事後の市道城東線。木は撤去され、歩道にポールが設置された。

上河原町

事業前

上河原町工事前。道路には電柱がある。

事業後(令和3年5月イメージ)

工事後の上河原町。電柱がなくなり、景観がよくなっている。
フォーラムで対談される市長と堀先生。堀先生の後方には手話通訳の方がおられる。
景観写真コンクール受賞者の記念撮影