秘書課のカイゼン秘話―決して秘密にはいたしません―(市長日記R2.3.12)

更新日:2020年03月24日

令和2年3月12日

先日の業務改善の発表の様子をまとめました。

ご覧ください。

 

―ある日の秘書課の風景です―

市民「市役所に言いたいことがある。丹波篠山のイケメン市長はおるか」

秘書「そんなのは見たこともありません」

市民「隠したらあかんぞ!(パチパチパンチで退場)」

秘書「このように秘書課ではいろんな人への対応など様々です」

秘書課の業務の説明をするスライド(市長や副市長のスケジュール調整、会議やイベントや出張の随行、市民からの様々な要望への対応、こんにちは市長室とおでかけ市長室の開催など)
黒色のスーツに赤い蝶ネクタイ姿の秘書課長が、ムキムキ風のTシャツの上にスーツをきた市民役の人に向かって話している写真

―あ!市長が来ました―

市長「えらいことになってきました。市名変更の課題に全力で取り組んでください」

秘書課「ハイ」

茶色のドアの前で紙で作られた茶色の髪の絵の上にイケメン市長と書かれた被り物を被った酒井市長が斜め上を向いている写真

―そのため秘書課の業務が大幅に増えました―

市長「あいさつの原稿はまだですか(と怒る)」

秘書「それどころではないんです。あいさつはご自分の言葉でされたほうが良いとおもいます。人に書いてもらっても伝わりませんよ」

パソコンの画面を見ている秘書に向かって、酒井市長が話しかけている写真

課長「そこで、秘書課で話し合いスローガンができました。『自分のことは自分で!』です」

カイゼン1.自分のことは自分で 2.市長の随行は最小限に 3.あいさつの原稿などは要点のみに

―住民投票で「丹波篠山市」が誕生しました―

住民投票結果―賛成多数(賛成13,646票、反対10,518票)と書かれたスライドに秘書から酒井市長に向かって花束を贈っている写真

市長「さあ丹波篠山市で盛り上げるぞ!それにしても進戸課長はなにしとるんや、山下さんも工藤さんも呼んでください」

秘書「一度に呼んだらお待たせしてしまいます。市長が呼び出すと職員のみなさんは何だろうと心配してしまうんです」

課長「しかし、市長・副市長と協議することは市役所がワンチームになって仕事をするうえでとても大切なことです」

カイゼン1.職員は秘書課から優しくお誘いします 2.待ち時間をなくします 3.協議案件を1か月後にチェックします

―それから「市長のお天気予報」を始めました―

秘書「『市長のお天気がわかったら…』という職員の熱い要望にお応えし、また、市の課題や出来事を市長のお天気予報を通してユニークにお知らせします」

市長がニコニコ笑顔で両手両足を広げているイラスト(晴れ、ごきげん)
真顔の酒井市長が腰に手を当てているイラスト(くもり、少しもやもや)
黄色の長靴にレインコートを着て傘をさしている酒井市長が唇をかんで震えているイラスト(雨、ごきげんななめ)
身体が雪玉の酒井市長が泣いているイラスト(雪、少し落ち込む)
雷さんの格好をして角がはえた酒井市長が口をあけて怒っているイラスト(雷、かなりご立腹)

秘書「では市長、雷さんをどうぞ」

市長のお天気予報の雷のイラストがスライドに映し出され、職員と、その職員に雷さんをしようとする酒井市長の写真

 課長「他市と比較して秘書課の人数は一番少ないのですが、市名変更という非常事態を改善により乗り越えることができました」

秘書「ムリ・ムダ・ムラをなくす。一人でムリせず市長・副市長、そして庁内の協力を得てチームで取り組み、無駄な書類の作成を省き、市長のお天気に左右されるムラも省いてきました。気づいたことは、市民のことを第一に考え、取り組んでいくということです」

市長「では、新しいキャッチフレーズで歌います」

秘書課のカイゼン節「丹波篠山日本の宝石皆でつくろうWakuWaku都市(シティ)」
全国大会への出場が決まり、ガッツポーズでやる気を表現して写真を撮っている秘書課チーム