市議会質問―英語で答弁もしました(市長日記R2.3.23)

更新日:2020年03月24日

令和2年3月23日

先週18日、19日と市議会での質問がありました。

 

公明党隅田議員からは地球温暖化防止にむけて、自治体として「気候非常事態宣言」を早期にすべしとの提案がありました。

丹波篠山市として宣言する理由をどこに求めるか検討している、独特の気候風土から育まれる黒大豆などの特産物への影響などを考えているとし、令和2年度中に宣言したいと答えました。

 

一以・維新の渡辺議員からはコロナウイルス対策を問われ、警戒本部を立ち上げ対応していること、マスクを医療機関、福祉施設をはじめ、子ども、高齢者、妊婦さんに配布すること、春休み中のチルドレンズミュージアムの広場の開放などについて答えました。

 

安井議員からは、既存施設を活用しての「道の駅」の提案があり、市内ではこれまで何度か検討されたものの実現していないが、もう一度改めて調査・検討をする旨答えました。

 

河南芳治議員からは英語教育による人口増加の提案がありました。

私からは

When I have been to abroad and participate the reception , after toast , I had no choice to eat in silence.

と書いてもらったEnglishで答えました。

上記を訳すると「外国へ行ってレセプションに参加したとき、乾杯のあとは、黙って食べるしかありませんでした。」という意味です。

これからはどこにいても誰にとっても英語が話せることはますます大切だと思います。

 

吉田議員からは全国学校給食甲子園優勝を活かすべきだとの提案を受けました。

この献立を黒豆の館やぬくもりの郷、高速道路の西紀サービスエリアで提供されるよう働きかけたり、郷土料理のレシピ集にも取り上げるようにしますと答えました。

 

園田議員からは東岡屋自治会でモデルで取り組んだ災害時の避難支援は全国的にも注目されている、これをどのように深め広めていくのかと問われ、市内の多くの自治会で取り組めるようマニュアルの作成もしたいと答えました。

 

前田議員からは小規模、家族農業への支援について問われました。

丹波篠山市では、これまでから農村社会が未来に持続していくためには、小規模農業、家族農業など多様な担い手が必要だと考えています。

国でも現在審議されている新しい農業農村基本計画において、ようやくその考え方が認められるようになってきましたと答えました。

 

向井議員と栗山議員からは、篠山東中学校のソフトボール部の存続問題について問われ、学校も保護者や地域からの声を受けて存続の方向となりました、生徒の数が減り、先生の数が減る中で、部活の存続のルールや支援については市あげて考えなければならないと答えました。

向井議員からはルールづくりのなかでも保護者や地域の声を大切にしてほしいこと、栗山議員からは指導員の充実を特に求められました。

 

田村議員からは部活動の練習が長すぎる、質を高めるべきなどの提案がありました。

私からは答えず、教育長が答弁しました。

私なんか中学も高校もテニスばっかりして、お正月くらいしか休みはありませんでした。

練習の質はというと、今から考えるとテニスの基礎的な技術を教わったこともなく、ただ我流で一生懸命打ち込んだだけです。

「走れ」とか「水を飲むな」とか、どう考えてもとれないボールを打たれて「つっこめ」とか…質なんかありませんでした。

だから今でも基礎ができていません。

中学校の時は、県大会出場のバッヂを嬉しそうにつけていました、それが精一杯でしたが、悔いはありません。

 

恒田議員からは「人口5万人」の提案がありました。

あと1万人増やすとなれば、住吉台のような団地をあと3つか4つくらい作らなければなりません。

従来の開発では一時的に人口増ができても、長期的なまちの発展にはなりません。

それより、農の都としての土地利用を大切にし、まちの魅力を高め、人口減少社会のなかでも活力を維持するよう努めるべきだと答えました。

 

恒田議員はこれで議員引退となられます。

私とは特にこの4年間立場の差もあったかもしれませんが、市名変更では住民投票の実現に努力されたり、先だっても市職員の働き方の是正についてご意見を頂いたり、長い間のご活躍、ありがとうございました。