丹波すぐれもの大賞(R2.7.1)

更新日:2020年07月01日

令和2年7月1日

丹波地区の企業で、創意工夫をこらした商品などを「すぐれもの大賞」として表彰されています。丹波篠山市からは次の二社が選ばれました。

 

株式会社藤本林業所

藤本林業所は、昭和27年に丹波篠山市で創業を開始し、林業、製材及び木材の販売を行われてきました。現在は、これらに加えて住宅及び建具の製作など、木に関わる幅広い業務を手掛けられています。

無垢の木の良さを感じてもらいたい、という想いから、杉のフローリング「置き床生活」を開発されています。「置き床生活」は、今ある床の上に床材を敷き詰めて使用し、ビスが不要なため、施工時の音が静かでマンションの施工に適しています。又、接着剤も使わないため、賃貸物件でも撤去時に剥がすなどの復元工事が不要で、引越し先でも、「置き床生活」を長年にわたり使用していただけます。

ぜひ、裸足で「置き床生活」の木の暖かさを体験していただきたいです。

置き床に使う床材
置き床を実施したフローリング

ケンミン食品 株式会社 篠山工場

丹波篠山市にある黒大豆(生豆)取扱高で日本一を誇る黒大豆卸問屋の小田垣商店と冷凍ビーフン生産量日本一の工場を構えるケンミン食品が業務提携して、冷凍した丹波篠山産丹波黒大豆の製品を共同開発されました。

黒大豆と言えば、旬の期間が10月中旬から2~3週間しか味わえないことや、数日しか保管がきかないことからこれまで全国への流通を阻んできました。こうした状況に対応するため、生産農家が収穫したさやを小田垣商店が集荷して選別した後、ケンミン食品では黒枝豆をゆでて、冷凍設備を活用して急速冷凍。賞味期限を2年間まで延ばすことができました。

丹波篠山ブランドの世界最高品質のえだまめを日本全国のみならず世界に広めていただき、地元にも貢献していただきました。

器に盛ってある枝豆の写真
受賞者の集合写真
表彰状を手にしたケンミン食品高村社長、藤本林業所藤本社長、酒井社長の写真

(左から、ケンミン食品高村社長、藤本林業所藤本社長、酒井市長)