秘書課の壁が綺麗になりました(市長日記R2.7.27)
令和2年7月27日
秘書課の壁はクロスだったのですが、剥がれたりシミができたりしていました。
篠山技能高等学院の人見さんが、そんな状態の壁を見られ漆喰塗りと土壁にしてはどうかと提案され、篠山左官技術研究会の皆さんにお世話になりました。そして、7月23日から26日の4連休の間に作業をされ、秘書課の壁が大変綺麗になりました。
貼物壁(もともとの秘書課の壁)と塗り壁の主な違いは、壁が息をしているか、息をしていないかということだそうです。
貼物壁のうち特にビニールクロスはほとんど息をしておらず、水分や空気、湿気を透過させないのです。下地が石膏ボードであっても、その上からクロスを貼れば、下地の石膏ボードが息をできません。
塗り壁は健康に良い、火災に強い、コロナウイルスや菌などにも強い、環境を汚染しないなどよい効果が沢山あります。
土壁の土は丹波篠山市産の各地域でとれた土を使っていただきました。白色が川北、オレンジ色が城南、茶色が沢田の土です。
デザインの意味は輝く未来へ向かって前進したいという気持ちのあらわれや、聖徳太子の「和」をイメージしたり・・・いろいろな想像ができます。
丹波篠山では左官業の皆さんが大変活躍されており、全国から研究に来られます。あらためて左官技術のすばらしさを感じ、健康で快適な住宅に欠かせないと思いました。
本当にありがとうございました。
市民の方には是非見に来てほしいと思います。
更新日:2020年07月30日