「大山緑の会館」が完成しました(市長日記R2.8.31)

更新日:2020年09月01日

令和2年8月31日

大山緑の会館が完成し、8月29日に竣工式を行いました。

平成28年に、条例に基づくコミュニティセンターが設置されていない大山地区から要望書の提出があり、事業に着手しました。大山地区の皆さんにとってコミュニティセンターの建設は悲願であったそうです。

 

「大山緑の会館」は、住民によるワークショップ、公募を受けて、地元のコミュニティセンター設立に向けた組織である大山緑の会館設立準備委員会で決定し、市に要望されました。
この名称は、西垣喜代次さんの「山よ緑よふるさとよ」の理念を後世に引き継ぎ、大山緑の会館が、ふるさとを愛する大山地区住民の憩いの場となるようにと決定しました。大山に生まれた西垣さんは、東京帝国大学を卒業、農村や農民のことについて深い関心をもち、県立篠山農業高等学校に就任、農村子弟の教育にとりくみ、退職後も大山振興会の理事長に就任、森林の振興に力をつくされた方です。

 

建材の約7割に大山地区で採れた木材が活用されています。未来の大山を担う子どもたちのために、また子育てする保護者のために、施設内に児童クラブ、授乳室を設置しています。150人を収容できる会議室やシャワー室もあり、大山地区の防災拠点としても活躍を期待します。

施設前でテープカットを行う式典出席者、中央には「祝」というプレートを持ったこどもが2人
施設までテープカットを行う出席者、中央には「祝」というプレートを持ったこども2人
施設前でテープカットを行う出席者、中央に「祝」というプレートを持ったこども2人
建物全景の写真
玄関ホール内
大会議室
男子トイレ