加藤昌男さんの「丹波富士八景」(市長日記R3.11.8)

更新日:2021年11月08日

令和3年11月8日

市内在住の銅版画家 加藤昌男さんから、銅版画「丹波富士八景」の寄贈を受けました。

加藤さんは60年以上、銅版画の制作を続けておられ、京都銅版画協会会員で、毎年、京都で京都銅版画協会の展示会に出展されるほか、大阪、京都、丹波地区内でも個展を開催。2015年には、宮沢賢治記念館(岩手県花巻市)にて、宮沢賢治の童話をテーマにした銅版画作品展を開催されています。

 

高城山はその秀麗な容姿と戦国絵巻を偲ばせる伝説に、篠山の人達に親しみと誇りの念をこめて「丹波富士」と呼ばれています。

高城山が四季折々に見せる表情、市内の各所から見える容望を『丹波富士八景』として八葉の銅版画で表現されました。

 

寄贈いただいた銅版画は

・一本桜から見た高城山

・田植えを終えた田んぼの水面に満月に照らし出された山容

・渡瀬橋(別名イノシシ橋)から開けた空間に遠く高城山の美しい山容

・夕焼けをバックに浮かび上がった高城山

・植えられた彼岸花の向こうに見える高城山

・落葉を燃やす煙りの向こうに色づき始めた高城山

・朝霧が霧の中にうっすらと写る高城山

・雪化粧した高城山

の8点です。

 

ありがとうございました。

図書館に展示の予定ですので、ぜひご覧ください。

机の上で、作家が、版画集をひろげている
版画集を、作家の男性と市長が一緒に広げて持っている。