第17回丹波篠山市展(市長日記R3.11.29)

更新日:2021年11月29日

令和3年11月29日

丹波篠山市展は、平成17年より始まり本年で第17回を迎えました。

新型コロナウイルス感染症の感染状況が改善したこともあり、これまでどおり感染防止対策を図りながら開催いたしました。

今年度も市内外より多くの素晴らしい作品が出展され、芸術鑑賞を通じて来場者も秋のひとときを堪能されたのではないでしょうか。

先日、表彰式があり、各部門の上位3席の方の表彰に加え、今年度より新人賞を新たに加え2名の方が選ばれました。あわせて、丹波篠山をテーマにした優れた作品を出品された5名の方に、「丹波篠山創造都市特別賞」が授与されました。

河合賞(最優秀賞)には、絵画部門(日本画)の中川理代さん(西宮市)の「宙(そら)へ」が選ばれました。

また、今年5月14日に亡くなられた故河合雅雄名誉顧問の奥様河合良子様も表彰式に来賓としてご出席いただき、河合名誉顧問の著書を贈られるなど、受賞者に賛辞を贈っていただきました。

市展では多くの方にご協力いただき、一般募集とは別に丹波篠山市茶花道協会による「生け花」、伝統工芸品(丹波焼・王地山焼)の展示、市民作品展、高校生作品展も開催し多くの方にご覧いただきました。

 

河合賞・市展賞と市内の入賞者は次のとおりです。(敬称略)

絵画部門

河合賞(最優秀賞)

中川理代 (西宮市) 『宙へ』

たんぽぽのわたげが宇宙にむかってとんでいく様子を描いた絵画

新人賞

林 瑠美 (丹波篠山市) 『ほころぶ』

黄色のスモッグを着た女の子が花畑で花を摘んでいる

彫刻・工芸部門

市展賞

長谷川 邦嘉 (福知山市) 『溌剌デカンショ娘』

髪の毛を耳の上で二つにくくった女の子のデカンショ像

奨励賞

木戸 儷子(丹波篠山市) 『水郷の町』

岸辺に船がある水辺の町の様子を描いた彫刻・工芸作品

新人賞

神田梨子(西宮市(丹波篠山市在勤)) 『まどか』

ねずみの後ろ姿を描いた彫刻・工芸作品

書部門

市展賞

大槻美紀子(丹波市)『あしひきの山桜』

小さい長方形の用紙12枚に書いた書の作品

奨励賞

池本道子(丹波篠山市)『展望』

横長の紙に篠山城のことを書いた書の作品

写真部門

市展賞

徳岡千津子(西脇市) 『滴に遊ぶ』

花びらにしずくがかかっている写真

丹波篠山創造都市特別賞

斎藤 昭博(丹波篠山市) 『水夢の城』

夜に建物に向って放水されていて、ライトが虹色に光っている

丹波篠山創造都市特別賞

溝端 義男(丹波篠山市) 『殿が見た夕陽』

大書院から見た夕陽の写真

盆栽部門

市展賞

金森 清喜(丹波篠山市) 『里山の路』

紅葉した枝をつかった盆栽の作品

優秀賞

小山辰彦(丹波篠山市) 『晩秋 三河の山河』

松の木と紅葉の枝の盆栽の作品
市展の受賞者のかたと来賓の方との記念撮影

前列左から 金森さん、徳岡さん、長谷川さん、大槻さん、中川さん、河合先生の奥様 河合良子さん