学校給食のお米が「農都のめぐみ米」に!(市長日記R3.12.21)
令和3年12月21日
12月20日から、学校給食に使われるお米が全て令和3年産の「農都のめぐみ米」になりました。
これまでから給食には丹波篠山市産のお米が使われていましたが、この日からそのなかでも、自然環境や生きものにやさしい作り方をした「農都のめぐみ米」が使われます。
同日、給食のご飯全量が「農都のめぐみ米」に切り替わることを記念し、給食センターが栽培農家さんを招き、大山小学校のふれあい館で給食試食会を開催しました。
この給食全量使用は、市内9つの営農団体の皆さんに栽培のご協力をいただき、JA丹波ささやまと連携して実現に至りました。
試食会とあわせて大山小学校の5年生を対象に、農都のめぐみ米栽培農家の溝端薫さん(西吹)が、中干しはオタマジャクシの様子を見ながらしていること、生きものの住みかが残るようにあぜの草の管理をされていることをお話されました。子供たちからは、「お米を育てるなかで農家さんが生きもののことを考えているとは知らなかった。おもしろい。」と驚きの声が上がっていました。他の学年の児童は、各教室でオンラインにより溝端さんのお話を聞きました。
市内のお米づくりでこの取組みは年々広がりを見せており、現在約750ヘクタールで栽培されています。(令和3年5月実施の市お米づくりアンケート結果より)
今後さらにこの取り組みを広げていきます。
農都のめぐみ米とは
自然環境にやさしい
良質な土づくりを行い、化学肥料や農薬の使用を、県の基準の2分の1以下に減らすなど、環境にやさしい取り組みです。
生きものにやさしい
オタマジャクシの成長を待って田んぼの水抜きをするなど、生きものにやさしい取り組みです。
更新日:2021年12月21日