皆様よいお年を！（市長日記R3.12.28）

令和3年12月28日

今日で仕事納めとなります。

今年は新型コロナウイルス感染症の対応に苦労しましたが、それでも丹波篠山市は注目度を増し、おしゃれな人気のまちになってきました。

来年はさらにワクワク都市（シティ）、ワクワク農村を目指し頑張りましょう。

2021年の10大ニュースで今年を振り返りたいと思います。

1 日本農業遺産に「丹波篠山の黒大豆栽培」が認定（2月）

農林水産省が推進する日本農業遺産に、「丹波篠山の黒大豆栽培」が申請1回で認定されました。集落で支えあう黒大豆栽培300年の歴史と栽培技術、環境に配慮した循環型農業や守り継がれた農村景観が高く評価されました。黒豆栽培とともに、美しい農村とそこで暮らす人々の姿が未来につながるよう、これからも取り組みを進めていきます。

1 市の鳥にツバメとカワセミを制定（4月）

丹波篠山市の鳥としてツバメとカワセミを制定しました。ツバメは民家に営巣する身近な鳥で、カワセミは清流に棲む飛ぶ宝石と呼ばれる美しい鳥です。これを市民に広め自然環境を守る契機としています。

1 千葉ロッテマリーンズ中森俊介選手丹波篠山ふるさと大使に就任

丹波篠山黒豆ナイターを千葉ロッテマリーンズZOZOスタジアムで開催（7月）

篠山東中学校出身で明石商業高校から甲子園に4度出場、昨年千葉ロッテマリーンズに入団した中森俊介選手が、丹波篠山ふるさと大使に就任しました。これを機に中森選手を市民挙げて応援し、関東方面で丹波篠山をPRするため、丹波篠山黒豆ナイターを千葉ロッテマリーンズZOZOスタジアムで開催しました。

1 山内町で大規模火災発生被災者への支援が広がり瓦礫の撤去へ（7月）

山内町で8軒が全焼する大規模火災が発生しました。被災者へは、市内外から支援物資や多くの義援金など温かい心が寄せられました。瓦礫を撤去しその後の整備に向けた調整が続いています。

1 河原町の無電柱化完成日本を代表する景観都市へ（8月）

国土交通省の景観まちづくり刷新事業のモデル地区として、無電柱化や道路の美装化に取り組んできましたが、その最後となる河原町の無電柱化が完成しました。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている河原町が、一層美しい姿によみがえり、歴史あるまちなみをより楽しんでいただけるようになりました。

無電柱化工事が完成した河原町で、市長や県議会議員、市議会議員、地元の関係者など7名がテープカットしている。

1 市名変更で丹波篠山市のイメージがアップしブランド力が向上（10月）

秋の丹波篠山、10月過去最高60万人の観光客

株式会社リクルート社によるブランド力調査を実施し、2015年と比較して、市名変更後の認知度は16％上昇、好感度も38％上昇しました。実際には、秋の黒枝豆シーズンの10月に、過去最高となる60万人が訪れており、観光客の動向にもその成果が表れています。

1 丹波篠山の家モデルハウス竣工（10月）

丹波篠山の気候風土、文化に合った健康で住み良い住宅をめざし、建築組合や若手工務店と一緒に取り組みを進め、丹波篠山産木材や石材等を活用し、丹波篠山の景観にふさわしい丹波篠山の家モデルハウスが完成しました。これを提案し、普及啓発します。

1 清掃センター継続操業へ地元地域と協定締結（11月）

清掃センターを同じ場所で継続して操業するため、味間奥自治会、味間北自治会、大山下自治会と協議を重ね、令和25年3月末までの操業に掛かる協定を締結しました。

1 環境に配慮した農都のめぐみ米を学校給食に（12月）

環境にやさしく、生き物にやさしく、下流域にやさしい農都のめぐみ米を提案しており、12月20日から学校給食のお米はすべてこの農都のめぐみ米となっています。環境に配慮した減農薬でおいしいめぐみ米を普及していきます。

1 気候非常事態宣言へ（12月）

身近に迫る気候の危機的な状況を市民・事業所の皆さんと共有し、ともに行動していくため、「丹波篠山市気候非常事態宣言」の表明に向けて取り組みました。

【お悔み】名誉市民世界の科学者河合雅雄先生ご逝去（5月）

世界に誇る名誉市民河合雅雄先生が逝去されました。河合雅雄先生は、霊長類研究の第一人者としてまた児童文学者としても大変ご活躍され、生きとし生けるものを愛でる心を大切にし、市のまちづくりや自然環境教育、伝統文化の継承などにも高い識見を持って指導助言をいただきました。在りし日のお姿を偲び謹んでお悔やみ申し上げます。