三宅剣龍賞・みどり賞(市長日記R3.2.18)

更新日:2021年02月18日

令和3年2月18日

2月11日建国記念の日、上記の表彰を行いました。

文化の振興に大きなご活躍をされた方、そして子ども達の活躍が特にすぐれ、将来を期待してのものです。

新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながら少人数ずつに分けて、しかもあいさつは割愛しての開催になりましたが、お祝いができて良かったと思っています。

 

三宅剣龍先生は、丹波篠山の書道と剣道が上手な学校の先生でしたが、40歳半ばで上京、日本を代表する書道家として活躍されました。4年前に99歳で亡くなるまで、お年をとってもすこぶるお元気に作品を書かれていました。ふるさとのこと、子ども達のことをいつも気にかけていただき、「みなしゃん、丹波篠山は良いところです。日本一です。東京なんかゴミゴミしています。みんなでふるさとを盛り上げてください。バンザイ!」とお話しされていたことを思い出します。

本日受賞された皆さんは、この三宅先生の志を受け継ぎ、ふるさと丹波篠山を盛り上げてください!

 

受賞者は次のとおりです。

【三宅剣龍賞】(敬称略)

谷田 治

平成18年に篠山デカンショ節保存会会長に就任し、デカンショ節の普及に尽力、「デカンショ祭」の礎を築かれました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ谷田さん。

山田 良一

平成26年に篠山デカンショ節保存会会長に就任し、デカンショ節の普及に尽力されました。また、「デカンショバンド」などの指導に熱心に取り組まれました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ山田さん。

小山 辰彦

盆栽技術の向上を目指して活動に取り組み、全国で唯一の桜だけの盆栽展、「盆桜展」を通じ、市内外に丹波篠山の文化力を広く発信されています。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ小山さん。

山本 律

西紀文化協会書道教室講師として指導にあたり、豊富な知識と優れた指導力で受講生からの信頼も厚いです。また、丹波書の会副会長として丹波の森新春書き初め展及び丹波席書大会の運営にも尽力され、書道の指導や普及啓発に努められました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ山本さん。

田中 鈴緒那

令和2年度丹波篠山市小・中・高・特別支援学校教育書道展小学生の部において、出品作品128点の中から特に優れた作品として認められました。

作品と向き合う姿勢がとてもよく、止め、はね、はらいの基本を大切にしようとする意識がその筆遣いから感じられ、始筆、送筆、終筆も優れています。配列を工夫し、漢字とひらがなのバランスにも優れ、作品にほどよい調和と統一感がもたらされています。それでいて字に勢いがあり、小筆の文字までとても丁寧に書いてある作品として高く評価されました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ田中さん。

田中 星奈

令和2年度丹波篠山市小・中・高・特別支援学校教育書道展中学生の部において、出品作品953点の中から特に優れた作品として認められました。

柔らかな筆脈で書かれており、全体的なバランスも良いです。のびのびと紙面全体を大きくとらえて書いており、豊かな印象を与えます。名前も力強く、紙面全体がバランスのよい作品となっています。これまで積み重ねてきた努力が、作品として結実しており、三宅剣龍賞にふさわしい優れた作品として高く評価されました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ田中さん。

【みどり賞】(団体・個人順、敬称略)

丹南中学校女子バレーボール部

豊岡市で開催された、「令和元年度兵庫県中学校バレーボール男女優勝大会」において第3位の成績を収めました。その結果、「第52回近畿中学生バレーボール選抜優勝大会」への出場を決めていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により大会が中止となりました。近畿大会出場は、丹波篠山市内中学校の女子バレーボール部では初出場の快挙です。

教育長と市長、表彰盾をてにする部員。

兵庫県立篠山東雲高等学校 自然科学部 ウシガエルプロジェクト

特定外来生物であるウシガエルやミシシッピアカミミガメの駆除を行い、自然環境を守る取り組みをされています。

日頃の研究の成果を活かして、神戸市で開催された「第44回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会環境・普及部門【科学ボランティア団体】」において最優秀賞を受賞しました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ部員

市村 花梨

ホッケー部に所属し、日々熱心に練習に励み、その努力が実を結び、令和2年度U-15ジュニアユースホッケー女子日本代表チームに選出され、東京都で開催された「U-15ジュニアユース・オールスター戦」に出場しました。

教育長と市長、表彰盾を手に持つ市村さん。