篠山東雲高校(市長日記R4.10. 25)

更新日:2022年10月25日

令和4年10月25日

県立篠山東雲高等学校地域農業科で飼育されている照丸(てるまる)号が、今月27日に淡路家畜市場で開催される兵庫県畜産共進会に出品されます。
兵庫県畜産共進会は、県内の肉用牛の振興・発展を目的に、明治42年から続く伝統ある生きた状態での牛を審査する品評会で、今回は第104回目の開催となります。
この共進会の肉牛の部には、県内トップの畜産農家が育て上げた肉牛約60頭が出品され、このうち1頭だけ設けられている学校枠に、9月に実施された予選会で見事選ばれたのです!

 

3年生の早水 琉華(はやみず るか)さん、桐村 紫音(きりむら しおん)さん、堀井 雅史(ほりい まさふみ)さん、乘本 拓真(のりもと たくま)さんの4名からお話を伺いました。
共進会の後はセリが行われ、約2年にわたって大切に育ててきた牛とはそこでお別れになってしまいます。牛との別れについては、生徒も言葉が出ない一幕もありましたが、本番までの残された期間を悔いのないよう育てたいと話しました。

 

指導にあたられている田中先生は、生徒たちが自主的に牛を観察し、毎日のように牛舎へ行って飼育計画を考えていたことが今回の出場につながったと話されました。

東雲高校生と照丸号

▲東雲高校生と照丸号

東雲高校生と照丸号

▲前段左から乘本さん、堀井さん、桐村さん、早水さん、後段左から酒井市長、田中先生、友広先生