小西議長報告会にウクライナのナディア・ゴラルさん(市長日記R4.11.2)

更新日:2022年11月02日

令和4年11月2日

小西隆紀県議会議長の議長就任報告会が、10月29日、田園交響ホールで開催されました。

齋藤元彦知事、今や大臣の谷公一先生、国会議員の末松信介先生、加田裕之先生がご出席とあって物々しい警備ぶりでした。

丹波篠山市で初の県議会議長です!

 

普通なら祝賀の宴をされるのですが、さすが小西先生らしく、ウクライナを考えよう、ウクライナから学び日本のことも考えようというてい談をされました。

小西先生は中国問題を含め、海外情勢にも詳しいのです。

 

ウクライナから日本に避難されているナディア・ゴラルさん(リヴィウ国立工科大学の日本語教師、現在神戸学院大学で客員教授をされています)とウクライナ研究の第一人者 神戸学院大学教授の岡部芳彦教授が登壇され、小西議長とてい談をされました。

 

岡部教授は、「日本とウクライナはロシアと領土問題をかかえていること、大きな原子力災害(チェルノブイリ、福島)を経験したことなどが共通しています。

3月4日、丹波篠山市では早くから市庁舎にウクライナ国旗を掲げてもらっていました。

ウクライナ人が勇敢に抵抗しているのは、ウクライナ人がウクライナ人でなくなってしまうからです。そうならないようにアイデンティティーを守るための戦いです。

戦争を終わらすためにできることは、寄付をするのも心を込めて折り鶴を折るのもSNSに投稿するのもいいでしょう。」とお話されました。

 

ナディア・ゴラルさんからメールを送っていただきました。

「歴史がある、町並みがきれいで、自然も豊かで、本当にとても素敵な所です。初めて参りましたが、丹波篠山市に一目惚れしました。

市の住民の心の優しさと温かさにも大変感動しました。遠くからでもウクライナを応援していただき心から感謝を申しあげます。」

 

ウクライナに早く平和が訪れますように!

小西議長の就任報告会で議長がステージの真ん中に立って拍手を受けている
小西議長が立ってお話されている
市長とナディヤさん、岡部教授の記念撮影

▲真ん中がゴラル・ナディヤさん、右が岡部教授。