田中久工さん、2年連続名誉賞!(市長日記R4.11.15)

更新日:2022年11月15日

令和4年11月15日

1300年の歴史ある但馬牛の理想を求める兵庫県畜産共進会(肉用牛の品評会)で、兵庫田中畜産株式会社(味間奥)が出品された「丸政号」がみごと最高位の名誉賞を獲得されました。

名誉賞は昨年に引き続いての受賞で、なんと通算5度目となります。

 

市役所へ報告にお越しいただいた代表の田中久工さんは、社員一丸となって牛の寝床の準備、水や餌やり等、一般的な作業を突き詰めたきめ細やかな飼育により、牛に良い環境を作り上げ、牛の良さを引き出せた結果と振り返られました。

 

十数年前からオーガニックのエサを使用し、アニマルウェルフェアと呼ばれる牛の生きる環境にも配慮された田中さんの牛は、世界でも高く評価され、ヨーロッパ、アジアからも引っ張りだこです。

寒暖差があり、霧が立ち込める丹波篠山の気候風土がよい牛を育てるのにも適していて、時間も、手間もかけて、牛舎ではただただ牛と向き合い、日本で唯一の純潔和牛である但馬牛を千年先に継承していきたいと熱く語られました。

 

このように、畜産でも丹波篠山の素晴らしいブランドを築いていただいています。

世界に誇れると思います。

益々のご発展をお祈りします。

牛舎に牛が並んでいる
品評会で、牛が並んでいる
名誉賞という横断幕を牛にかけて田中さんと関係者の方が記念撮影
表彰状とトロフィーを手に持っている田中さん
1300万円で落札の前で、名誉賞の横断幕を牛にかけ、関係者が記念撮影している
名誉賞の横断幕の前で田中さんがトロフィーを持ち、市長と記念撮影