丹波すぐれもの大賞(市長日記R4.3.8)

更新日:2022年03月08日

令和4年3月8日

丹波県民局では、地元企業の優れた企画・技術力を広くアピールし、地域の産業を活性化するため、「丹波すぐれもの大賞」による表彰を実施されています。

今年度は6件が大賞に選ばれました。

 

丹波篠山市から選ばれたのは次の2つです。

(1)篠山ハム株式会社の丹波篠山モルタデッラ

モルタデッラとは、イタリアの伝統的なソーセージのことです。

絹引きの豚肉をベースに地元食材の猪肉と丹波黒豆を使用し、本格的なモルタデッラに仕上げた商品。猪の野生感と黒豆の香りを楽しむことができます。

白い器にソーセージが盛られている

(2)森の風土の一棟貸し古民家

国重要伝統的建造物群保存地区に指定された福住地区の古民家宿。丹波黒枝豆の収穫体験やザリガニ・めだかの捕獲体験等のイベントを実施。大学と地域住民が連携して取り組む伝統的建造物群や共有林の調査活動の交流拠点となっています。

茅葺の古民家の外観

篠山ハム株式会社は野中にありますが、あまり店頭では販売せず、ホテルやレストランの注文に応えています。

この製品は今後、西紀のサービスエリアにも置かれる予定です。

 

森の風土の「風」とは、都会などから流れてくる人のこと、「土」とは土地、つまり地域の人のことで、双方が交わることを意味します。ここを拠点に福住地区にはここ10年で60人以上の人が移住してこられています。

 

丹波市からは次の4つが選ばれました。

・Maru Su Bags(マルスバッグ)の防水バッグ

・イクジウッド株式会社の板の器

・栗きん豚吉吉(くりきんとんよしよし)の丹波栗きん豚まん(丹波栗を食べて育った豚の豚まんのこと)

・ゆめの樹野上野(野上野集落が立ち上げた法人の名前です)の市外の大学や保育園などとの交流事業

 

それぞれ丹波らしさを発揮されたものです。

丹波地域での様々な可能性を感じます。

前列に表彰状をひざにのせた受賞者が座っていて、後列に関係者が立っている

▲左から1番目が森の風土の森田忠さん、右から3番目が篠山ハム株式会社の中村一成さん