兵庫医科大学開学50年(市長日記R4.3.29)

更新日:2022年03月29日

令和4年3月29日

兵庫医大が50周年を迎えられ記念の式典に参加させていただきました。

太城理事長さん、新家前理事長さん、木曽理事さんなどとお会いでき嬉しく思いました。

創立者の森村茂樹さんは武庫川脳病院の院長を務め、さらに地域医療や社会福祉活動を中心に心血を注がれ、1972年に大学を設立されました。権威主義を嫌い、建学の精神を「社会の福祉への奉仕」などとされました。

これまでに4,500人以上の医師を輩出し、全国で様々に活躍されています。

 

大学のレベルや社会の評価も高まり、兵庫医大の質の高い教育は「THE世界大学ランキング日本版2021」の教育リソース分野で東京医科歯科大学に続き全国2位、私立大学では1位だそうです。

 

大江与喜子さん(創立者の娘さんで上ケ原病院理事長)は、「創学の精神は、地域の医療センター的役割を果たすこと、医療福祉的な社会の建設にある」とお話されました。

新家荘平さん(兵庫医大前理事長)は、「当芸への小径」と題してご自身のお能を描く絵画を紹介され、丹波篠山の春日能舞台の演技には身震いするほど感激したとお話されました。

 

ささやま医療センターについても、野口学長や片山ささやま医療センター病院長によくふれていただきました。

2022年度から兵庫医大と兵庫医療大学が統合し、「医学部」「薬学部」「看護学部」「リハビリテーション学部」の4学部体制となりますが、それぞれの学部が一体となって臨床実習を行うその場としてささやま医療センターを想定しているとされました。

 

どうか益々のご発展をお祈りします。

兵庫医科大学の50年のあゆみの冊子と創設者の書籍が机に並べてある