農工団地篠山中央地区への企業進出、第1号!(市長日記R4.4.6)

更新日:2022年04月06日

令和4年4月6日

丹波篠山市では、「農工団地」(※1)という工場等を誘致するために土地利用を指定した地区があります。

この度、農工団地篠山中央地区への進出が決定している株式会社岡本銘木店の地鎮祭に参加しました。篠山中央地区は平成20年に農工団地に指定されており、農工団地への企業誘致としては第1号となります。

 

株式会社岡本銘木店は、大阪府吹田市に本社を置く木造建築物の柱や梁(はり)などの部材の加工を行う「プレカット事業」を展開する会社で、地域の工務店等と連携しながら丹波篠山工場で加工した木造建築資材を近畿圏一円の顧客に販売し、年間加工量は5万坪(一般的な木造住宅1,600棟分)を計画されています。

地鎮祭では工事の安全が祈願され、私からは、丹波篠山の産業振興を担う企業として活躍いただくようお願いしました。令和4年11月から操業開始の予定です。

地鎮祭であいさつする佐藤社長

▲地鎮祭であいさつをされる佐藤朋子代表取締役社長

整備されている農工団地の様子

▲工事が進む農工団地篠山中央地区

なお、北側区画についても、ジャム類などの食品製造を行う、加藤産業株式会社が工場進出を計画しており、現在、開発許認可の手続きが進められています。

両企業ともに、緑化や形態・デザインの配慮、広がりのある眺望の確保など、周辺の田園景観との調和も図られる計画となっています。

 

※1

農工団地とは、農業従事者の農業以外での雇用の創出による農村地域の持続的な発展に資することを目的とした、国の法律に基づく産業を導入する地区のことで、丹波篠山市では、「篠山中央地区」(八上地区)と「犬飼・初田地区」(古市地区)の2地区で企業誘致に取り組んでいます。昭和の時代に企業が立地した泉工業団地のほか、日本チバガイギー株式会社が立地する日置地区、黄桜株式会社が立地する今田町本荘地区なども農工団地で、市内に11カ所あります。