「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産への提案(市長日記R4.5.10)

更新日:2022年05月10日

令和4年5月10日

伝統的酒造り(日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術)がユネスコ無形文化遺産に提案されることが決まりました。審議されるのは令和6年頃になるようです。

 

伝統的なこうじ菌を用いて、近代科学が成立・普及する以前の時代から、杜氏(とうじ)・蔵人(くらびと)等が経験の蓄積によって探り出し、手作業の技として築き上げてきた酒造り技術は、日本の各地でその土地の気候や風土に応じ、多様な姿で受け継がれています。儀式や祭礼行事など、今日の日本人の生活の様々な場面にも不可欠であり、日本の様々な文化と密接に関わる酒を生み出す根底ともなる技術です。

 

この登録をめざす「伝統的酒造りシンポジウム」が京都市で開催されました。

丹波篠山市からは丹波杜氏組合が酒造り唄を披露し、さらにパネルディスカッションでは丹波篠山市般若寺の小島喜代輝さん(菊正宗酒造株式会社名誉杜氏)が登壇されました。

 

ユネスコ無形文化遺産へ登録されるか大変楽しみです!

舞台で丹波杜氏の方が法被を着て酒造り唄を披露している
小島さんが舞台上で対談している