川代ダム野鳥・環境愛護協会が兵庫県知事表彰受賞(市長日記R4.6.14)

更新日:2022年06月14日

令和4年6月14日

川代ダムの周辺自治会等で構成される川代ダム野鳥・環境愛護協会が、環境保全功労者知事表彰を受賞されました。

 

川代ダム野鳥・環境愛護協会は、川代ダムが完成した翌年の平成4年に結成され、30年になります。

初代会長を務められた故・上野潔先生の「野鳥の楽園にする」という構想のもと、ダム周辺の野鳥の調査や生息環境の保全に取り組まれています。

当初から、パンのはしをエサとしてあたえておられましたが、鳥インフルエンザの流行もあって今はひかえておられます。

協会設立当時から現在に至るまで、協会委員のほか、地域の子どもたちとともにダム周辺を巡回され、飛来してくる野鳥の数や種類について、目視調査も行ってこられました。

 

また、近年は市内で発生したごみを下流域に流さない考えでごみの回収をしていただいています。

多くのごみが流れてきて、海洋プラスチックごみが世界的な問題となっていることを実感されるそうです。

 

協会の一番の課題はメンバーの高齢化、後継者不足といわれます。

現在の松本正義会長は22年間の長きにわたり会長を務められています。

地域をあげたこのような素晴らしい取り組みがこれからも継続されるよう、市としても人材の育成や活動に必要な支援をしていきたいと思います。

 

この度はおめでとうございました。

真ん中に賞状が入った額を持った男性と、その両隣に2名の男性の市長が立っている

▲左から桝田茂雄環境副部長、松本正義会長、北川正環境部長