東部6地区の活性化に向けて(市長日記R4.7.26)

更新日:2022年07月26日

令和4年7月26日

令和4年4月1日に旧篠山町地域が過疎地域に指定されましたが、市ではこれを好機ととらえ、過疎から脱却、持続的な発展計画をつくることとしています。

 

先日、多紀、城東の東部6地区が主催する「過疎地域からの提言」と題したシンポジウムがハートピアセンターで開催されました。

参加者は100名にのぼり、過疎地指定に対する関心の高さと、東部地域のまちづくりへの熱い思いを感じました。

 

東部6地区では戦略会議をつくり、地域づくりに取り組んでおられる若い方などを中心に、人口減少対策や次世代のまちづくりを具体的に検討されています。

 

兵庫県立大学の三宅康成先生は、「東部6地区には、誇り、郷土愛、伝統や文化、人、自然環境など魅力がそろっている。

何を守り、何を変え、何を新たに創るのかを考えるきっかけで、住民の皆さんの地域への思いが問われている」とお話されました。

 

金崎美和さんは、「東部六地区の魅力を発信するために、6地区ごとにマルシェ(市場)を開催してはどうか」と提案されました。

 

今井めぐみさんは、「体験型観光を進めたり、竹林で困っているので竹チップに加工して販売したりできないかと話し合っている。

また、地域の移動手段は、高齢者、高校生、観光客などターゲットの違いで必要な手段が変わる。高校生には原付通学を認めてはどうか、路線バスに自転車を積めるようにしてはどうかなどといったアイデアが出ている」とお話されました。

 

そのほか、福住のまちなみを活かすお話や、城東地区のこども園の提案が出されました。

会議室でシンポジウムが行われていて、壇上でお話をしている。会場いっぱいに参加者が座っている。
シンポジウムで、前方でパネルトークをしている。