兵庫県伝統的工芸品の丹波木綿(市長日記R4.8.4)

更新日:2022年08月04日

令和4年8月4日

丹波篠山市栗柄地区で活動されている丹波木綿保存会の皆さんから、飾り棚の敷物(テーブルセンター)を寄贈いただきました。

丹波木綿は江戸時代から伝わる手織りによる伝統技術で、1996年には兵庫県伝統工芸品の認定を受けられています。

今回の作品は会員の佐野由美子さん(栗柄在住)が中心となり製作いただきました。丹波木綿の基本色である濃淡のある藍色、黄色、薄いグレーなどで織りなされたその作品には、新型コロナやウクライナ問題などに対する平和への願いを込められています。

綿栽培から、糸紡ぎ、染色、織るまでを会員の皆さんご自身でされており、グレーは丹波篠山で採れたフキで染められています。

 

現在、保存会の会員は市外の人も含め14人です。栗柄にある創作館では機織りの体験もできるとのことですので、ぜひお立ち寄りください。

会館日は、月・火・木・金・土曜日の午前9時30分から午後4時まで。水・日・祝日は休館。来館の際には事前連絡要(電話079-593-0922)。

 

テーブルに、丹波木綿のテーブルセンターを広げて、製作された女性3人の記念撮影

▲向かって左から代表の岡本美和さん、佐野由美子さん、藤本真弓さん

丹波木綿の敷物(テーブルセンター)を、製作された女性3人と市長が広げて持っている