にぎやかな過疎をめざして(市長日記R5.1.12)

更新日:2023年01月12日

令和5年1月12日

昨年4月、市内の篠山町区域が「過疎地」に指定されました。25年の間に人口が23%以上減少した地域をいいます。旧西紀町は過疎から脱却し、旧丹南町は人口が増加しています。

 

では、過疎地に指定されたらどうなるのか?

もう「夢も希望もない」のではありません。過疎から脱却する計画を立てて取り組むことになるのです。そのための国の支援がこれから3年間得られることになります。

市では地域の皆さんの声を聞きながら計画を立てました。

結婚お祝い金、移住支援金、農家の後継ぎ支援、にぎわい(マルシェ)、サテライトオフィス、地域の祭礼行事の継承などのご意見をたくさん盛り込んでいます。

 

そこで、「とくみん」こと小田切徳美先生にお話いただきました。

小田切先生は地方や農村を応援していただける日本の第一人者です。

小田切先生によると、既に田園回帰の流れがおこっていて、20~30代、女性、起業が特徴だそうです。

地域と関わる関係人口も丹波篠山では既に増えているとされ、エールを送っていただきました。

講演会で、講師の先生がスライドを使いながらお話されている。

▲「過疎地域のまちづくりを考える講演会」講師の小田切 徳美先生

講演会のパネルトークでパネリストが順番にお話されている。

▲講演会の第2部でのディスカッション