708日間交通死亡事故ゼロです。交通安全で森江さんのお話(市長日記R5.10.3)

更新日:2023年10月03日

令和5年10月3日

中央図書館では、開館20周年を記念し、様々な展示や催しに取り組んでいます。9月20日から30日にかけては、秋の全国交通安全運動に合わせて、「交通安全運動展」を開催し、小中学生が制作した「交通安全ポスター」の入賞作品や、市の交通安全事業の展示を行いました。

 

9月23日には、特別イベントとして、子ども向けの絵本の読み聞かせや啓発劇、パトカー搭乗体験、交通講話があり、普段は静かな図書館が、子ども連れなど多くの参加者で賑わいました。

今回、大人向けの講話をされたのは、兵庫県交通安全協会の森江満さんです。森江さんは、令和元年から2年までの2年間、篠山警察署長として勤務され、市民の安全な暮らしにご活躍いただきました。

 

音楽隊のご出身で、令和元年に実施したデカンショ節大賞には、篠山警察署から約90点を応募されるなど、署を上げて、デカンショ祭を盛り上げ、住みよい丹波篠山をPRしてくださいました。結果、見事、「♪いつも笑顔の 駐在さんは おらが地域の 守り神」が特別賞に輝きました。森江さんは、たいへん明るく気さくな方で、今でも丹波篠山のことを大切に思ってくださっています。

 

さて、森江さんは、講話の中で「交通事故を防ぐたった2つの方法」を紹介されました。それは何かというと、「事故を想定した運転に心がける」と「危険を強く意識する」ということでした。

周囲の状況を都合よく予測する、いわゆる「だろう運転」は事故を引き起こしてしまう。「対向車がくるかもしれない」「物陰から歩行者が飛び出してくるかもしれない」など、起こりえる危険を予測して運転することが大切。「かもしれない」と思うだけで、アクセルが緩み、スピードが落ちて、事故にならないと、強く諭されました。

 

おかげ様で、市内では今日まで708日間、死亡事故ゼロを続けています。

これからも交通安全でありますように!