がんばれ「とんぺいくん」と吉村さん、小林さん(市長日記R5.10.13)

更新日:2023年10月13日

令和5年10月13日

10月28日から、国体とあわせて鹿児島県で特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」がスタートします。

この大会に市内から3名の方が出場されます。

 

吉村唯菜さん

吉村唯菜さんは、フライングディスクでコントロールを競う「アキュラシー」と距離を競う「ディスタンス」の2種目に出場されます。

フライングディスクとは、プラスチック製の円盤状のディスクのことで、フリスビーと呼ばれ、これを投げて競うスポーツです。

高校生の頃、丹南篠山口IC前の「児童支援センターえがお」でさまざまな競技に取り組まれる中でフライングディスク競技に出会いました。今では兵庫県ナンバーワンで、今回が全国大会初挑戦となります。

本番でも緊張しないようにルーティーンを作って練習しています。どちらの種目も金メダルを目指して頑張ります。

 

小林栄司さん

小林栄司さんは、フライングディスクでコントロールを競う「アキュラシー」に出場されます。入所されている丹南精明園で10年ほど前に競技を始められ、練習に励んでおられます。

「自分なりの工夫やアレンジができるところが楽しい。良い成績が収められるように頑張りたい」と意気込んでいます。

 

酒井智彦さん

酒井智彦さんは、陸上1500mに出場されます。

丹南中学校のころは陸上部で活躍されました。

市内には伴走者(ガイドランナー)がいないため、三田市や宝塚市、明石市まで出向いて練習に励んでおられます。

 

酒井智彦くんとは同級生です。

「とんぺい」と呼ばれ、みんなから親しまれ愛される人柄です。

視力が弱かったのですが、今で全盲となりました。

彼は丹南中学校の「栄光」の陸上部なのです。なぜ、「栄光」かと言えば、私たちの一つ上の学年が兵庫県中学駅伝大会で優勝されたのです。

彼は今も走り続けています。視力は落ちても何事にも前向きです。地区の運動会ではリーダーを務めます。同級会でも彼が中心です。

よくお腹が出たりするのですが、鍛え抜かれ、足の筋肉もたくましいのです。

 

どうか皆さんのご健闘をお祈りします。

 

左から、とんぺいくん、吉村さん、小林さん