全国へき地教育研究大会でデカンショ!(市長日記R5.10.17)

更新日:2023年10月17日

令和5年10月17日

全国へき地教育研究大会兵庫大会が姫路市で開催され、西紀北小学校、篠山鳳鳴高校のデカンショバンドによるデカンショ節が披露されました。

 

へき地とは、公共施設や商業施設などから離れた地域を言い、市内では西紀北(草山)地域が該当します。

ここにある西紀北小学校がへき地校にあたり、県内で43校あります。

 

全国へき地教育のテーマは「ふるさとに夢や誇りをもって、未来の創り手となる子どもの育成」です。

子どもをとりまく環境も複雑化するなか、小規模、複式のへき地教育こそ教育の原点で令和の学校教育を先導しようとされています。

こんな気概のある先生方が全国から集まっておられるお姿をみて、大変頼もしく感じました。

 

実行委員長を西紀北小学校の堀校長が務められました。県内の三田市立母子小学校、豊岡市立但東中学校、宍粟市立一宮北小学校、姫路市立家島小学校などが現地で実践発表をされました。

 

元タカラジェンヌでダリア農家の梓 晴輝(あずさ はるき)さんが、「タカラジェンヌからダリアジェンヌへ 華麗に変身!」との題で講演されました。

「本当に培うべきところは、(花や茎ではなく)底の底の底、これが自分にとってはふるさとでした。私の栄養分でした。」と話されました。

 

地方は「貧しくてつまらない」、都会は「豊か」と思われていたが、大部変わってきました。「豊かさ」「楽しさ」「やりがい」は地方にあるのです。

 

最後に登壇されたのが、わが西紀北小学校!

丹波篠山市、西紀北、デカンショ節のことなど、全校生28名がみんなで大きな声で発表し、鳳鳴高校のデカンショバンドをバックにデカンショ踊りを披露しました。

そのたくましい姿に涙の出る思いです。

堀校長先生は感激し、大泣きされていました。