JRへの要望と意見交換(市長日記R5.10.26)

更新日:2023年10月26日

令和5年10月26日

JR福知山線、山陰本線、播但線などに関わる要望を関係する市町長さんとともに、JR兵庫支社に出向いて行いました。

以前にも、JR篠山口駅について、駅員の配置、自動発券機の増設、特急こうのとりの自由席復活などの提案をしています。

 

JRが人口減少の中、あるいは車社会の中、利用者の減少に関わらす経営を合理化し、持続可能なJRを目指し努力をされていることは、一定これを理解するところです。

 

でもどうしても理解できないところがあります。それは人員削減、経営の合理化を目指されるあまり、利用者への配慮を欠いていると思うところがあるのです。

 

みどりの窓口を閉めて、自動発券機を一台置かれました。駅員の姿は見られなくなりました。

不便と感じる人が大変多いのです。

駅の利用者には高齢者も障害者も外国人もいます。福祉のまちづくりやユニバーサルツーリズムといって、障害などがあっても楽しく旅ができるよう配慮が求められます。駅員がいなくて一体どうするのでしょうか。

 

先日の市長日記(10月13日)に書いたとんぺい君は、全盲で南矢代の駅でホームから転落し、なかなか登れず、もう少しで電車が来て危ないところだったとのことです。

このような事故の時の対応もどうするのでしょうか。

 

駅の売店も閉まり、特急自由席もなくなりました。特急の利用はどうみてもガラガラで、もったいない限りです。

せっかくの乗り心地の良い特急なのですから、もっと利用を伸ばすことを考えるべきだと思います。

 

「線路は続くよどこまでも」の歌があります。

みんなの夢を乗せて、野を越え、山越え、谷越えて、全国津々浦々をめぐっています。

JRは全国みんなの大切な財産です。ですから、利用者のことを第一に考えて、これからも地域に根差してほしいと願っています。