市ゆかりの貴重な屏風が、歴史美術館へ(市長日記R5.11.8)

更新日:2023年11月08日

令和5年11月8日

この度、市内泉の中西美代子さんから、6代目篠山町長である古川岩太郎氏の書の屏風を丹波篠山市へ寄贈いただきました。

 

この屏風は80年ほど前に書かれたものですが、中西さん宅の茶室で大切に保管されていたこともあって状態がとてもよく、文字が今でもはっきりと読めます。

屏風に書かれている大まかな内容は、

  • 大正15年2月11日に篠山城下で、初代天皇の神武天皇がご即位された紀元節(今でいう建国記念の日)の佳き日をお祝いしたという内容。
  • 昭和3年1月1日朝、新年を迎えて天地は新たになり、心を奮い立たせたという内容。

 

亡くなられたご主人のお父さんは学校長を務められ、古川さんとご縁がありました。ご趣味は丹波焼や王地山焼などのつぼや骨董品だったそうです。

寄贈に際して中西さんからは「夫も喜びます」とお言葉をいただきました。

 

引き取りには文化財課も同行してもらい、丁寧に歴史美術館へ運びました。

今後は、丹波篠山市が寄贈いただいた屏風を大切に保管してまいります。

 

寄贈いただいた屛風
屏風と中西さんと娘さん
屏風と中西さんと娘さんと私