中央大学で講義(市長日記R5.11.13)
令和5年11月13日
私は中央大学の出身です。
11月8日、中央大学総合政策学部の授業で、丹波篠山市のことを話してきました。
丹波篠山市のこと、全国初の住民投票での市名変更したのこと、地方創生のきっかけと言われる丹波の森構想に基づく、農業、自然環境、景観、文化などを大切にした魅力あるまちづくりをしていること、都市と農村のことなどです。
大学の授業は1時間40分もあるのです。話す方も大変ですが、聞く学生もえらいです。でも、中央大学の学生は、きちんと熱心に聞いてくれました。
私が学生の頃の中央大学は、男ばかりで質実剛健、司法試験の合格者は東大と1位を争っていました。
司法試験の科目のなかで「教養」が選択科目にあり、私は「心理学」を選択、四谷にある上智大学に有名な先生がおられ、私たち3人の仲間はもぐりで授業に出ました。当時も今も、上智大学は女子学生が多く、その華やかなこと、私たちはくらーっときましたが、それが楽しみで授業に通いました。
現在の中央大学はもう上智大学に負けていません。女子学生も多いし、明るく真面目な学風です。法学部は今年から都心の「茗荷谷」に移ったとのことですが、各学部とも頑張って社会の各分野で卒業生は活躍しています。アナウンサーなども多いのです。
何と言っても楽しみなのは来年のお正月の箱根駅伝です。昨年は総合2位、駒澤大学が強いのですが、中央大学には吉居兄弟がいますし、大変楽しみです。バレーボールのエースの石川祐希選手や今、大いに盛り上がっている阪神のドラフト1位、ルーキー森下翔太選手も中央大学です。
このように母校愛に燃えてしまいました。
私の頃は東北、九州、関西からも多くの学生が集まっていました。苦労人も多かったと思います。東北の友人から納豆を、九州の友人から焼酎を教えてもらいました。当時の焼酎は臭くてとても飲めるものではありませんでした。
今は関西からの学生は少ないようです。
国立に負けない、早慶に負けない、意気ある中央大学として発展してください。
更新日:2023年11月13日