「勝手に対決」激しい戦いは続きます(市長日記R5.11.24)
令和5年11月24日
勝手に対決! 丹波篠山市VS県内強豪市町
「丹波篠山市民の日」の11月18日、丹波篠山市は県内の強豪市町と激しい「勝手に対決」をしました。
7番勝負です。
【1番】対 豊岡市 テーマ「おいしいお米」
豊岡のコウノトリ米は全国をリードするコウノトリを育む有機栽培、その面積は445haあります。
丹波篠山市の農都のめぐみ米も農薬などを減らし環境や生き物に配慮しており、その面積は560haもあります。通常のお米の食味値は60~65ポイントのところ、めぐみ米は平均食味値が81ポイントでおいしいのです。
農都創造政策官 森本さん(左)
農都政策課 山下さん(右)
【2番】対 姫路市 テーマ「城下町」
姫路城は世界の人が知る世界遺産の美しいお城。
丹波篠山市の城下町はお城、武家町、商人町が今も息づき、日本でも他に見られません。無電柱化により美しくなり、お城より高い建造物はなく、城下町のたたずまいは抜群です。
城下町地区にお住まいの井本さん
【3番】対 芦屋市 テーマ「まちなみ景観」
芦屋市のあの高島市長から祝電をいただき、「芦屋は世界一美しいまちをめざしています」とのことでした。芦屋市は日本一厳しい広告物の条例があり、ビルに広告看板はつけられません。
丹波篠山市は平成21年、芦屋市より早く景観行政団体となり景観計画を策定、城下町や田園景観を保っています。広告看板も一定以上の大きなものや沿道に散乱しないようにルール化しています。
景観専門員 横山さん
【4番】対 淡路島三市 テーマ「観光」
淡路には海あり山あり、その幸あり、自然や伝統文化もあり、年間1000万人以上の観光客、ホテルもあります。
丹波篠山市もこのところ人気上昇中、この10月も昨年を上回る72万人の観光客、平日でも賑わいを見せています。更に、ほっとする雰囲気は他にありません。古民家のお店やホテルは日本をリードするものです。
丹波篠山市観光協会 今井さん
【5番】対 佐用町 テーマ「ホタルの里」
佐用町は自然とせせらぎの町、ホタルの里づくりのためにほたる保護条例を設けて、特別保護区域内では6月末まで草刈りを行わないように努めなければならない、としています。町の体育館もホタルの形をしています。
丹波篠山市では、武庫川、曽地川、羽束川などホタルの名所があり、そこだけでなく市内各所でホタルが見られます。そして市内全域に6月の草刈りを控えてもらうようお願いしています。このような取り組みを先導してくれたのは旧篠山産業高校丹南校の皆さんでした。
農村環境課 山口さん
【6番】対 明石市 テーマ「子育て施策」
子育てといえば明石市と思われています。なぜかといえば、いろんな無償化の施策を打ち出し、明石で子育てすれば経済的に助かるとのことです。
丹波篠山市も他の自治体も子育てに力を入れていて、かなり充実しています。明石市に劣るのは給食費の無償化、高校までの医療費完全無償化ぐらいです。
丹波篠山市でも中学校の入退院、高校の入院までは無償化しています。そして、それ以上のものも沢山あります。例えば、全国初の「マイ助産師」といって、一人ひとりの出産に寄り添ったり、お母さんたちが集まる場所も沢山あったりします。子どもたちが「あいさつ」してくれます。自然や文化にふれ、将来伸び行くのです。
子育て企画課 竹見さん
健康課 堂東さん
【7番】対 宝塚市 テーマ「市民主役のまち」
宝塚市では、前宝塚市長の中川さんは「市民に寄り添って明るく笑顔で仕事をしましょう」と呼びかけてこられました。
丹波篠山市では、市民の声を大切に、市民にガラス張りの情報公開、住民投票条例は県内で1番先に制定し、5年前の住民投票では約70パーセントの投票率で、みんなで市の名前を決めました。
以上のように、県内のそうそうたる強豪市町を相手に丹波篠山市は一歩も引かず、堂々の戦いぶりでした。市長よりも援軍の市民、市職員が頑張りました。
さて、注目の軍配ですが、黄門ちゃまの審判の結果、「優劣つけ難く、引き分け」でした。
更に魅力を磨き、次の戦いに臨むのです。
市民の皆さんの特別ステージ
第1部では、市民の様々な活躍の姿が躍動しました。
更新日:2023年11月24日