松井一郎さん「政治家の喧嘩力」(市長日記R5.11.27)
令和5年11月27日
市の企業懇談会で前大阪市長の松井一郎さんが講演をされました。
テーマは「政治家の喧嘩力」、「でも自分は喧嘩早いわけでも、気が荒いわけでもありません。社会や行政を正すため戦ったのです。」とおっしゃいました。
私もそうです。
松井一郎さんが話されたことは、
「大阪府会議員になって、赤字ばかり続いているのに、なれあい行政であることに怒りを感じた。橋下さんを知事に、自分は自民党の政調会長、のちに維新の会を設立、改革プランを実行し、職員数2割、総人件費3割、議会定数3割の削減、これらによってようやく黒字化した。」
「うめきたに自然豊かな空間をつくる再整備、2025年の大阪・関西万博を誘致して、自然エネルギーや空飛ぶ車など人類の課題に挑戦、そのあとはIRによる観光などに取り組んだ。」
「大阪都構想を問う住民投票で認められず政界を引退、7割の人に大阪市の現状を評価していただき、満足して引退した。もう行政への怒りはないので続けられなかった。」
というものです。
講演の始まる前に「大阪は給食費や高等学校の無償化で若い世代が増えている。」とおっしゃるので、私は、そんなことをされるから地方(農村)が困るんですと言うと、このあとの講演ではふれられませんでした。
テレビで見る印象よりずっと穏やかなお人柄でした。
私の改革にもふれていただき、ありがとうございました。
更新日:2023年11月27日