大芋(おくも)に注目!!(市長日記R5.11.28)
令和5年11月28日
丹波篠山市でいちばん東、公共施設が無い、高齢化が進んでいる…
この大芋(おくも)地区、決して消滅なんかしません。
今、注目が集まってきました。
11月26日には市野々の集落でおためし暮らしの住宅がオープン、これは西村家の大野さんのご協力によるもので、地域おこし協力隊の加藤俊希さんが古民家を改修されました。昨年、この加藤さん宅に市野々では約20年ぶりに赤ちゃんが誕生したのですが、さらに新しい村人が集まってきたそうです。
その前の週は大芋まちづくりフェスティバルが「泊まれるおくも村」で開催され、100年先までこの大芋地区や村々が小さい農家とともに続くよう、プランを出し合いました。
また、最近では次のように色々なお店や民泊が活躍されるようになり、賑わっています。
【古民家ゲストやまぼうし(中)】
築100年を越える古民家、ゲストハウスです。子ども達には都会では味わえない、とっておきの体験ができて、犬連れも歓迎。
京阪神からのお客さん、リピーターも多い。最近は、地元の方が企画した同窓会やクラス会、女子会の場所としても大盛り上がり。食事は持ち寄ったり、みんなで作ったり、サウナができ、マイナスイオンと星空で最高です。オーナーは明るく活発な宮林さん。
【うめたんFUJI(ふじ)(大藤)】
丹波篠山の城下町から車を走らせること30分、奥へ奥へと。そんなところに、築100年の古民家を貸し切って、食事とお酒を堪能できるうめたんFUJI。
BBQやお鍋料理の他に、地元の野菜を使って普段の作り方とは違うお料理の仕方でのおもてなしは、新鮮でまたどことなく懐かしさを感じることができます。心とお腹が癒される素敵な空間です。
オーナーのうめたんこと梅谷さんは、気さくで飾らず、元気いっぱいです。
【DEN(小倉)】
静かな里山風景の中に建つ築150年の古民家。日当たりの良い縁側に座って読書をしたり、ぼーっと過ごしたりもできます。
オーナーの田川さんは通訳案内士の資格がおありということで、8割が外国の方が利用されているという日本のゲストハウスの代表。香港や韓国、シンガポールからも来られています。近所の田畑で農業体験をしたり、神社、地元の祭りに参加できたりと、大芋の地域文化を堪能できる場。
四季を感じ、ゆっくりとした時間をぜひ楽しんでください。
【おくものお菓子屋さんwoods.b(福井)】
「特別な日に特別な人に贈りたい」そんな特別な贈り物として、今、大芋だけではなく丹波篠山で人気のケーキ屋さん。
Uターンされた若い森本ご夫婦が自宅工房でケーキや焼き菓子を販売されています。以前、結婚式のウエディングケーキを作られていたことから、とても器用でひとつひとつ丁寧に作られています。細かいデザインもかわいく素敵です。あまりの可愛さに、あれもこれもと、ついつい買ってしまいます。
今年のクリスマスケーキは、是非。
【ツバメヒュッテ+INABA WOOD WRKS(福井843)】
家具作家の作るINABA WOOD WORKSの家具と、ギャラリー&カフェ。
福井へ移住された木工作家の店主稲葉さんが作られたオリジナルの家具や器が所狭しと並びます。座りごこちのいい椅子普段使いにはおしゃれなまな板やお皿等々。オーダーの家具の注文やワークショップもあります。
カフェでは、木のぬくもりを感じながら、ほっと一息。おすすめは「woods.b」のりんごの焼き菓子「くるスタッド」。ツバメヒュッテ限定で、他では食べられない美味しさ!
里山の自然の中で、木のある暮らしを想い描きながらのんびり過ごせます。
「福住」地区に続き、「大芋」地区も注目です!!
更新日:2023年11月28日