篠山小学校が国の登録有形文化財に選定されました!(市長日記R5.12.4)
令和5年12月4日
平成27年に耐震改修工事が完成し、美しくよみがえった篠山小学校が本年11月、国の登録有形文化財に選定されました。
改修当時、全国的にほとんど例のない木造校舎の耐震改修について、多くの難しい課題を克服できたのは、神戸芸術工科大学の花田佳明先生、東京大学の腰原幹雄先生、地元の才本建築事務所のおかげです。そして何より、城下町の皆さんが今の篠山小学校を残されようと活動されたお取り組みの賜物です。
篠山小学校は国の史跡である篠山城跡地内にあり、目の前にお城跡やお堀が広がっています。戦後の学校校舎として貴重な価値がある昔のままの木造校舎を残し、この校舎と城跡が一体となって作り出す環境は、歴史文化の薫るまち丹波篠山市ならではのものです。
校舎はうすいピンク色で、美しく、渡り廊下からお城が見えます。
平成27年の耐震工事が完成した際、花田先生は「住民と行政が一緒になって保存活動をされたのは全国的にも珍しく、とてもよいお手本となります。また、この5棟全部の木造校舎を残された歴史的文化的価値も大きいものです。木造校舎を大切にされようとした地域や保護者の方の熱意は素晴らしい。」と話されました。
子どもたちは、「この校舎が大好きです。大切に使って未来に引き継ぎます。」と感謝の言葉を述べてくれました。

篠山小学校
そして嬉しいことに、この篠山小学校の存続や、篠山城下町の重要伝統的建造物保存地区の選定に大きな貢献のあった小林一三さんが、文化庁の地域文化功労者表彰を受賞され、喜びが重なりました。
小林さんは、平成16年の篠山城下町の重伝建地区選定に大きく貢献されました。町並みの保存や伝建制度を活用したまちづくりについて議論し、役員を通して地域住民とつなげる「篠山まちなみ保存会」の初代会長としてその礎を築かれ、会長を引退された現在でも顧問として活動を支えられています。
小林一三さん(右)







更新日:2023年12月04日