「教育大綱」を制定(市長日記R5.12.14)

更新日:2023年12月14日

令和5年12月14日

「教育大綱」は市の教育の最も大切な目標、いわば憲法です。

市長と教育長、教育委員からなる「総合教育会議」で制定します。

12月12日、令和5年度からの詳しい「教育大綱」を決めました。

 

理念(大きな目標)は、

―しあわせ多き ふるさと丹波篠山を担う― です。

 

中身は次のとおり、ご一読ください。

 

1.ふるさと教育

(1)丹波篠山は魅力あふれるまち

ふるさとを大切にする教育、ふるさとを誇りに思い、自らが主体的にふるさとを担うことの大切さを実感できる教育が必要です。

丹波篠山市は都市から1時間の近郊にありながら、日本の原風景と言われる農村景観が残り、農の都、美しいまちなみ、豊かな自然や文化など、たくさんの魅力があり、あたたかい人と人とのつながりを大切にするまちです。

このような全国に誇り得る丹波篠山の魅力を学ぶ機会をつくり、丹波篠山が大好きだ、丹波篠山で住みたい、という気持ちを育てます。

 

(2)丹波篠山の食をいかす

生き物や自然環境にやさしい栽培方法で作られた「農都のめぐみ米」やオーガニックビレッジ宣言をした地元産の有機栽培野菜の活用を通して、子どもたちに地元農業や食材、自然環境への関心や生産者への感謝の気持ち等を育成する食育を推進します。

 

(3)自然とふれあう教育

魚採り、虫採りといった自然と触れあうことは、都市にはない丹波篠山市ならではの貴重な体験です。この自然体験を促すため、学校ごとに、オオムラサキ、オオサンショウウオ、モリアオガエル、オヤニラミ、サギソウなど、地域の特色ある動物や植物をヒーローとしています。自然に触れながら学び、育てることで、命の大切さ、思いやりの心、自己肯定感や道徳観などを育成します。

 

2.子ども・子育て支援の充実

(1)子育ていちばん、子育て応援のまち

丹波篠山市では「子育ていちばん条例」を制定し、全国初の妊娠期から産後まで一人一人に寄り添ってきめ細やかにサポートするMy助産師、待機児童ゼロの児童クラブなど、全国の自治体に負けない先進的な施策に取り組んできています。

今後も、子育て世代を支援するため、保護者同士や地域等が「つながる」場を提供する等の取り組みをさらに進めます。

 

(2)丹波篠山だから ぐんぐん のびる

丹波篠山市には、豊かな自然のリズムに合わせ、朝日とともに目覚め、たのしく食べて、たっぷり遊んで、ぐっすり眠るといった基本的な生活習慣を身につけるには抜群の環境が整っています。

 

(3)就学前の保育・教育環境の整備

 

3.地域とともにある学校

(1)市民みんなが学校づくり

「地域とともにある学校づくり」「学校は地域みんなのもの」という意識を持ち、教員だけでなく、市民、保護者、地域住民が一体となって学校運営に参画しています。

 

(2)高齢者とともに学ぶ

高齢者の持つ知恵や技術や仕事経験などを活かし高齢者大学を学校で行うことや、子どもたち(小学生など)と高齢者が同じ校舎で学ぶ交流事業の開催など、子どもたちの多様な価値観を育み学習意欲をさらに高めます。

 

4.学力の確立と向上

(1)読み、書き、計算、自己表現

 

(2)市内高等学校との連携

同じ地域で育った者が共に学び、切磋琢磨して友情を育み、成長してから共にまちづくりに励むことは、とても大切なことです。地域の良さを活かすためには、市内に魅力ある高等学校があることは重要です。

幼少期を含め小学校、中学校、高等学校と連携します。

 

5.学校部活動の充実

学校の部活動は学校教育活動の一環として学習指導要領に位置付けられ、目標に向けて仲間と協力し課題を克服して達成感を得ること、生徒達の心と体の健全な育成を図ること、また、学校生活の楽しさや充実につながることなど、教育的な価値が高く大変意義深いものです。

部活動の充実を図るとともに、でき得る限り、部活動指導員を活用したり、複数校での合同部活動を進めたりするなど、生徒が希望する部活動の機会が損なわれないよう配慮します。

併せて、部活動に携わる教員の負担軽減を図るとともに、休日の部活動は地域人材が担えるよう取り組みを進めます。

 

6.スポーツに親しむ

長澤宏行スポーツ振興官を中心に、野球、ソフトボールをはじめとしたスポーツ全般の振興を通じて、幸せで活力あるまちをめざします。

また、丹波篠山市は、丹波篠山ABCマラソン、兵庫県高校駅伝、ホッケー競技などの舞台となっており、市民挙げて支援し盛り上げます。

 

7.丹波篠山ならではの文化を育む

(1)歴史文化の継承

丹波篠山市には、地域それぞれに受け継がれてきた特色ある歴史や文化があります。お苗菊や春日能をはじめ史跡や地域の祭礼などを活かし、豊かな歴史文化を守り伝えます。

 

(2)新たな文化の創造

市展や市民ミュージカルなど、市民が行う芸術・文化活動を支援し新たな文化を創造することで、丹波篠山の魅力を高め丹波篠山が誇る文化力の向上に取り組みます。

 

8.あいさつの励行

地域や学校での「おはよう」「こんにちは」などの飛び交う元気な声が、子どもたちのあたたかい心や郷土愛を育んでいます。この取り組みを継続することで、市民意識の向上とまちの活性化につなげます。

 

教育長と教育委員の皆さん