地域おこし協力隊3名が退任し、新たに3名(市長日記R5.4.25)
令和5年4月25日
「地域おこし協力隊」とは、総務省の制度で、地域の活性化を図るため農業や地域の魅力を生かして様々に活動し、将来はその地での起業や定住を目指すものです。2年間は生活費が保障されます。
2年間の任期満了に伴い地域おこし協力隊から3名が退任しました。
岡野地区担当の杉田かなえ(すぎた かなえ)さんは、起業に向けて「百姓の100の体験を提供する場を創造する」をテーマに、自身で「ジコモfarm」として農業をしながら、百姓を体験できる教室を開催されました。また、地域では灰小屋復活に向けた取り組みや子ども食堂の取り組みに参加するなどの活動をされました。
城南地区担当の村上真菜美(むらかみ まなみ)さんは、ご主人と共に移住され、起業に向けて「ONE BEANS」として農業をしながらメンマや麹などの加工品開発をされました。また、地域では「村の駅 真南条」の運営や交流の拠点づくりの活動をされました。
今田地区担当の中園千夏(なかぞの ちか)さんは、起業に向けて「おやまの食堂 ぎんもくせい」として発酵調味料にこだわったお弁当販売や農家民宿の開業に向けて古民家の改修をされました。また、地域では竹林整備や竹あかりイベントなどを地域の方々と企画運営されるなど活動をされました。
3名とも市内に定住され、2年間の協力隊活動を糧に新たな挑戦をされます。ますますのご活躍をお祈りしています。
そして、新たに3名を迎えました。
いずれも地域の方は大喜びです。
後川地区を中心に活動されるウルタード サエンス アルベルト カルロスさん。メキシコ出身で、メキシコの伝統料理トルティーヤの製造販売での起業を目指し、地域では農家の方々と特産加工品の開発を取り組まれます。
福住地区を中心に活動される稲田 健一(いなだ けんいち)さん。鍼灸師の資格をお持ちで、民家を活用したインバウンド向け鍼灸院の開業を目指し、地域では情報発信や福の里農業小学校の運営を担われます。
大山地区を中心に活動される濱口 杏梨(はまぐち あんり)さん。ダンスの名門、箕面自由学園でのチアリーダーの経験を活かし、ダンススクールの開業を目指されます。地域では大山緑の会館の利活用に取り組まれます。
令和5年度は昨年度から活動している協力隊員を含め、11名の協力隊員が活動します。どうか、ご活躍をよろしくお願いします。
更新日:2023年04月25日