モンキードッグにモモ(市長日記R5.5.9)

更新日:2023年05月09日

令和5年5月9日

丹波篠山市のサル対策は全国的です。

5群160匹のサルの生存を守りつつ、被害をおさえる工夫をしています。

 

サルの群れの位置を把握し、サルメールで住民に伝えます。それに基づき、追い払いや電気柵による防御での対策をとります。増えすぎた分は駆除します。

この追い払いの一つが犬による追い払いなのです。

サルも、ワンワン吠えられたら困るのです。

 

 

農作物を荒らすニホンザルを追い払う犬「モンキードッグ」を1頭認定しました。

2011年にはじまりこれで44頭を認定し、うち14頭が活躍しています。

 

今回認定したのは、農業を営む荒木礼子さん(草ノ上)の「モモ」(雑種、メス1歳)。

 

獣害に悩む村雲地域の役に立てればと応募していただきました。

 

荒木さんとモモは、約1年間、服従訓練や引き綱(リード)を外しても呼べば飼い主の所まで戻ってくるよう訓練を受けてきました。

認定式でのデモンストレーションでは、荒木さんがモモを呼べば戻ってきて、訓練の成果をしっかりと見せてくれました。

 

モンキードッグを募集しています。モンキードッグによるサルの追い払い活動を多くの集落で取り組んでいただきたいので、ぜひサルの被害地域で犬を飼われている方のご応募をお待ちしております。

モモと荒木礼子さん
モモと荒木さん2
市長と荒木さんとモモ