空ぶりを恐れない防災対応(市長日記R5.7.6)

更新日:2023年07月06日

令和5年7月6日

6月30日、消防庁が開催する「市町村長の災害対応力強化のための研修」に参加し、事前の準備・心構え、災害発生時の初動対応について学びました。

今回のテーマは台風接近に伴う大雨被害・土砂災害。私が県外へ離れるという想定で、講師からの判断を迫る問いに答えていきます。

マンツーマンの研修で、担当講師の田中さんは元兵庫県職員、宝塚市在住の方で、丹波篠山市のこともよくご存じで心強く思いました。

 

最近では、平成30年7月5日から降り続いた大雨の時に、兵庫県内に特別警報が発令され、市内全域に避難勧告(当時。今、避難勧告の言葉は使わない)を発令しました。市内での降り始めからの総雨量は534ミリメートルに達し、一部の低い土地が水に浸かり、大規模災害を心配したことが思い出されます。

 

研修では、講師の方から「いつどこでも災害級の大雨が降る可能性があり、避難対応をためらったらダメ。人命優先で、空ぶりを恐れず対応を進めて欲しい」と強く諭されました。

 

防災対応を改めて意識させられた研修となりました。

 

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