梶谷郁雄さんを偲ぶ会（市長日記R5.7.11）

令和5年7月11日

本年4月4日、75歳という若さでご逝去された梶谷郁雄さんを偲ぶ会が、7月9日、雲部公民館で行われました。

梶谷さんは、丹波篠山市職員として、企画課長や商工観光課長、田園交響ホール館長などを歴任し、退職後は観光協会の事務局長として、いつも市民に寄り添い、誠心誠意ご活躍をいただいておりました。

地域でも厚い信頼を得られ、長年自治会長をされたほか、雲部まちづくり協議会会長として、雲部小学校の跡地活用に奔走され、里山工房くもべの設立にご尽力をいただきました。

また、梶谷さんと言えばデカンショ踊りなしには語れないほど、丹波篠山デカンショ節保存会で大いに活躍いただきました。地方として太鼓を奏でている姿も目に浮かんできますが、何といっても、デカンショ踊りを教えるのがお上手で、デカンショ祭の踊り講習会で、草履を両手に持って参加者らに丁寧に教えられていた姿は忘れることができません。

偲ぶ会では、そういった梶谷さんの思い出話が多くの方から語られ、改めて梶谷さんの温かいお人柄、人望の深さを感じることができました。そして、最後はデカンショ節保存会の皆さんが、祭壇の前でデカンショ踊りを披露され、最後のお別れをさせていただきました。

心からご冥福をお祈りいたします。