産官学連携「丹波篠山事業構想 プロジェクト研究」がスタート!(市長日記R5.9.8)

更新日:2023年09月08日

令和5年9月8日

9月1日、丹波篠山市とコニカミノルタ株式会社、事業構想大学院大学の三者で、「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究に関する協定」を締結しました。

「コニカミノルタ株式会社」はコピー機で有名ですが、日本を代表する電機メーカー、「事業構想大学院大学」は社会人向けの専門職大学院で、新事業の開発を目的としたカリキュラムを実施し、人材育成や新規事業創出を図っています。

コニカミノルタ社より企業版ふるさと納税1,125万円のご寄附をいただき、その寄附金を財源に本プロジェクトを運営します。

新しい人材、リーダーを育成し、丹波篠山の「農」や「食」、自然、文化などを活用し、地域経済の活性化を目指すものです。

 

協定式には、コニカミノルタ社より、武井一上席執行役員、事業構想大学院大学からはプロジェクトの担当教員であり、青山家27代目当主として丹波篠山地域に深いご縁がある、特任教授の青山忠靖先生が出席されました。

コニカミノルタ社の会長(前社長)は山名昌衛さん、丹波市市島町のご出身で柏原高、早稲田大卒で、同じ時に東京の学生寮「尚志館」で私と一緒でした。「尚志館」はもと篠山藩が子弟教育のため創られ、その後兵庫県が運営、今も青山先生が中心に兵庫県から上京した学生のための寮です。そんなご縁もあるのです。

青山先生は「丹波篠山は文化の質が高い、農のいとなみや古民家再生など可能性が高い、研究生は10人位を選ぶ、最終的には自分で事業発表してもらう」と話されました。

 

「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究」は10月から来年3月まで11回の開催、場所は市民センター、オンラインも可能です。各分野の第一人者をゲスト講師に招くなどします。

現在、研究員を募集中です。参加料は無料、説明会を9月15日に市役所で開きます。申し込み締め切りは9月26日です。

 

(左)コニカミノルタ社の武井一さん、(右)青山忠靖先生