国際的ビオラ奏者 今井信子さんが丹波篠山へ(市長日記R5.9.19)

更新日:2023年09月19日

令和5年9月19日

世界で活躍されているビオラ奏者の今井信子さんに来ていただき、丹波篠山でこれからを期待される若手のビオラ奏者を育成する「丹波篠山ヴィオラマスタークラス2023」が開催されました。

 

今年度、第4回目となるマスタークラスには、受講生として日本だけでなく海外からの5名も含めて計12名の若手のビオラ奏者が参加しました。

 

今井信子さんは、今年で80歳になられ、先日東京で「傘寿記念演奏会」を開かれ、天皇陛下御一家もご観覧されました。オランダ・アムステルダムに拠点を置きながら、世界の各地で活躍されており、今日の世界的なビオラ奏者のほとんどが何らかの形で今井信子さんと関わりがあるとのことです。

丹波篠山の自然豊かなところ、伝統文化が息づいているところ、人々の温かさや食べ物がおいしいところ、そして、田園交響ホールの響き具合と大きくもなく小さくもない丁度いいサイズなど、多くを気に入っていただいています。

講師陣や受講生とともに丹波篠山の伝統文化や和菓子作り体験などもされました。

 

今年は、多くの市民の皆さんにビオラの優しい音色を聴いてもらうという趣旨で、市内3カ所で「お出かけコンサート」が開催されました。市役所市民ホールでは70名ほどの方に観覧いただきました。

 

そして、このマスタークラスの企画、準備やお世話などをしているのは、丹波篠山市民を中心とした実行委員会(委員長は萩森学さん)の皆さんです。市民の皆さんの力で素晴らしい方々をお迎えできることに感謝します。

 

来年度も9月に開催される予定ですので、ビオラの優しい音色を聞いてみてください。

 

今井 信子さん

市役所市民ホールでの演奏