オーガニックライフスタイルEXPO(市長日記R5.9.20)
令和5年9月20日
9月15日、東京にて「オーガニックライフスタイルEXPO」が開催されました。これは、有機農業に取り組む全国からの農業者、事業者、自治体など関係者の発表や展示、そして交流の大きな舞台です。
この4月にオーガニックビレッジ宣言をしたばかりの丹波篠山市ですが、先進の木更津市(千葉)、亀岡市(京都)と共に取組みを発表しました。
木更津市は、約10年前から市政、まちづくりの全施策にオーガニックの視点を取り入れています。
亀岡市は、レジ袋を禁止されたことで有名ですが、このような環境先進の一つとしてオーガニックにも取り組んでいます。
さて、丹波篠山市は、オーガニックの取組みはまだこれからなので、どんな発表をしようかと考えたのですが、これまでの農業、農地を大切にしてきたまちづくり、そして、農業、農村の自然環境を大切にしてきたまちづくりは、全国に誇り得るものが有りますので、これらを含めて発表しました。
出来栄えは上々で、思った以上の反響でした。
はじめに「丹波篠山市のことをPRする動画を見てください」と言ったのですが、なかなか出てきません。寄ってたかってあれこれと操作をし直し、やっと出てきました。ところが、その動画はわずか30秒。しばらく待って、あれ?これだけ?と思ったので、「お待たせしましたが、これだけでした。」というと、大きな笑い!その後、農都宣言、サルとの共生もめざす、獣がい対策、日本農業遺産、農都のめぐみ米、まほろば水路などを話ました。
オーガニックについては、「慣行農業から何故、オーガニックをめざすのかについて、どう説明するのか」「多くの農家が取り組めるため、土づくり、除草、使える農薬、など提示したい」と話しました。
市内の特色ある多様な有機農家として、吉良農園、集落丸山、やがての取組みも紹介しました。
オーガニックは、決して新しいことをする訳ではありません。農業の原点、本来の形に戻すものだと思いました。
更新日:2023年09月20日