丹波篠山市史「地域編」編さんキックオフシンポジウム(市長日記R6.1.19)
令和6年1月19日
1月13日(土曜日)、市民センターで、丹波篠山市史「地域編」編さんキックオフシンポジウムが行われ、市内外から約120名の方にご参加いただきました。
現在、丹波篠山市では「丹波篠山市史」の編さんを進めています。「丹波篠山市史」では、市域全体の歴史を時代・テーマ別にまとめる「通史編」のほかに、地域ごとにまとめる「地域編」の編さんも行います。「地域編」は専門家だけでなく、地域住民の皆さんにも調査や執筆に参画いただき、歴史文化の豊富な丹波篠山らしい市史を作り上げようとしています。
シンポジウムは、市民の皆さんに「丹波篠山市史」、「地域編」について知っていただく機会とするため開催したものです。
園田学園女子大学の大江篤先生、神戸大学の奥村弘先生と松本充弘先生にお話しいただきました。
トークセッションでは、福住地区で町並みを活かした活動をされている森田忠さん、丹波篠山市文化顕彰会などで活動されている田中美貴さん、また篠山鳳鳴高校のインターアクト部の雪岡宗志郎さん、亀山桂壱さんに登壇いただきました。
「市史」といえば、これまで「読めるものなら読んでみい」という位の難しく分厚いものでした。
これを市民にわかりやすく、身近なものにして、未来のまちづくりに生かせるものとしたい。
私は大河ドラマにある徳川家康とか紫式部とか時代のヒロインではなく、当時庶民はどんな生活をしていたのか、寒い冬はどう耐えたのか、何を楽しみにしていたのか、お祭りなどをぜひ知りたく思います。
農村の姿、田や池をどう作ったのか、どの村にもお寺がありますが、どんな役割をしていたのか、どんな農業をしていたのか…
これらを知ることで、未来に繋げられると思うのです。
10年計画で今年5年目です。
ぜひ歴史のまち丹波篠山らしい「市史」をつくりましょう!
更新日:2024年01月19日