エイジレス・ライフ(市長日記R6.10.3)

更新日:2024年10月03日

令和6年10月3日

エイジレス・ライフというのは、高齢者が、年齢を重ねても、年齢にとらわれることなく、自己の責任と能力において、自由に生き生きとした生活を送ろうというもので、さらに、社会の一員として社会参加する生活様式とされています。
内閣府では、このエイジレス・ライフを実践されている方々の実践事例を広く募集しており、全国に事例を紹介するに足ると認められる個人にはエイジレス章を、団体には社会参加章を章する書状および記念の盾が贈られます。

 

このたび、内閣府より、南新町在住の森本宏之さんの実践事例の決定をいただき、エイジレス章の書状と記念の盾を伝達させていただきました。

 

森本さんは郵便局を退職後、地元に戻り、奥様と第二の人生をスタートしようとした矢先、奥様を亡くされ、思いがけず一人暮らしとなり、当初は環境の変化に外出も億劫になられたそうです。テレビのボランティア活動の番組を目にして、「地域に住んでいて、私の活動はこれだ」と思い立ち、社会福祉協議会を訪ね、ボランティアサークルに加入し、一人暮らしの人を訪問するボランティア活動をスタートされました。
また、観光ボランティアガイド「ディスカバーささやま」の先輩ガイドのお誘いを受けて、篠山城下で育った者として、観光ガイドの一員として活躍されています。
新しいことにも挑戦され、今年は全40回シリーズの手話通訳奉仕員養成講座を受講されるなど、自分のためではありながら、少しでも地域のためになればと、82歳になられてもお元気に活躍をされています。

賞を森本さんと持っている様子
森本さんを達と一緒に記念撮影をした様子