丹波篠山はお茶どころ-酒井一行さんが農林水産大臣賞を受賞- (市長日記R6.10.15)
令和6年10月15日
丹波篠山市は平安時代から1200年続く県下一のお茶どころです。
第64回兵庫県茶品評会において、酒井一行さんが最高賞の農林水産大臣賞を受賞され、加えて酒井さんが代表を務められる株式会社諏訪園が兵庫県知事賞を受賞し、ワン、ツーの上位独占です。
酒井さんが個人で農林水産大臣賞を受賞されるのは令和3年以来3年ぶり4回目で、令和4年・5年は株式会社諏訪園が受賞されているため、丹波篠山のお茶が4年連続で最高位を受賞したことになります。
本当にすごいことです!
酒井さんは茶畑の広がる味間奥に生まれ、お茶づくりをどんどん発展させてこられました。「諏訪園」を営まれ、お茶だけでなく、今ではいちご大福など数々のお菓子も大変人気です。
酒井さんによると、「今年は遅霜(晩春から初夏に降りる霜)がなかったので、新芽の伸び方がいつもと違った。普段の収穫時期ではお茶のうま味が乗り切っていないと思い、収穫を3日遅らせて蒸す時間を長めにしたところ、良いお茶ができた。」とのこと。長年の経験から素晴らしい判断で受賞につながりました。
酒井さんの次なる目標は全国の茶品評会での優勝です。
丹波篠山ならではの「厳しい寒さを超えた力強い山のお茶」を全国トップに押し上げます。
また、自分で栗を栽培して、これを使ってのお菓子を作っておられますが、次はいちごの栽培にも取り組み、採りたてのいちご大福を目指されます。
お茶もお菓子も日本一をめざし、挑戦は続きます!
更新日:2024年10月15日