発達障がい専門「さくらこどもセンター」(市長日記R6.10.24)
令和6年10月24日
今田町下小野原には、発達障がいのある子どもたちのための施設があります。
こんにちは市長室にお越しいただいたことがきっかけで、私も訪問させていただきました。
さくらこどもセンターは、一人ひとりの発達特性に合わせたサポートを行い子どもたちの自立へつなげる施設で、未就学児から通うことができます。主に週1回の通学で個別指導を行うほか、学校に定期的に訪問して発達特性を持つ子どもの支援計画を作成する訪問支援なども行っておられます。
三田市にも施設がありますが、自然豊かな場所で子どもたちが過ごせるようにとの思いから、丹波篠山市に2校目を設立されました。
現在、さくらこどもセンターに通う生徒は三田市や神戸市から通う子どもがほとんどだそうです。
その理由として、この場所が丹波篠山市内で知られていないことと、発達障がいに対する捉え方の地域性を指摘されました。
丹波篠山市では、発達障がいはなるべく表に出さず隠そうとする人が多いそうなのです。
代表の松本緑さんは「発達特性があることを隠さず、幼児期からの早期発達教育を行うことが大切」と話されました。
発達障がいの有無に関わらず子どもたちが過ごしやすい環境づくりに取り組み、安心して子育てできるまちを目指していきたいと思います。



左は松本緑さん






更新日:2024年10月24日