恒久平和を願って(市長日記R6.10.28)
令和6年10月28日
田園交響ホールで丹波篠山市戦没者追悼式が行われました。
当日はご遺族の方などにも参加いただき、丹波篠山市ご出身のご英霊1,845柱の御霊に祈りを捧げました。
また、平和のつどいでは、大人のための朗読会「くろまめいと」による被爆体験記・原爆詩朗読が行われました。
遠いふるさとを想って、愛する家族を想って戦い、犠牲となった多くのご英霊たち。今、私たちが平和に暮らせているのは、ご英霊たちの犠牲のうえであることを忘れてはいけません。
戦争を知らない世代が増え、ご遺族の高齢化が進む中、私たちは戦争の悲惨さや平和の尊さを知り、伝え続けていく必要があります。
丹波篠山市遺族会会長の石川英昭さんも追悼のことばの中で、「戦争を語り継いでいく場を設けたい」と話されました。
終戦から79年を迎えた本年。来年には終戦80年という節目の年を迎えます。
しかし、世界では争いが絶えず、ロシアとウクライナの戦争や、イスラエルとガザ地区の紛争が続いており、多くの尊い命が失われています。
そんな中、今年のノーベル平和賞には日本原水爆被害者団体協議会が選ばれました。核の脅威が高まる今日において、大変意味深い、素晴らしい出来事であると感じます。
ご英霊の残されたふるさと丹波篠山市への想いを引き継ぎ、これからも丹波篠山市の発展に力を注ぎます。

更新日:2024年10月28日