めざすは日本一の城下町!(市長日記R6.12.2)
令和6年12月2日
篠山城下町地区が重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に選定されて20周年を迎えました。
選定に至ったのは、城下町の皆さんが、城下町のまちなみを大切にしてこられたからです。ややもすると、古い建物を壊して新しいものを建てたり、お堀なども埋めたりしたまちがたくさんあります。ところが、丹波篠山の城下町の皆さんは、お城を大切に、まちなみを大切にしてこられ、お城より高い建物がありません。
選定後も現代アート含め文化の取り組み、食の取り組み、古民家ホテルやお店、無電柱化、山鉾復活など様々に取り組まれ、今ではテレビで「行ってみたい城下町全国2位」に選ばれました。
さて、今後どう展開するかです。
商工会青年部OBの足立義則さんは「この20年で城下町は生まれ変わり、観光客等で栄え、丹波篠山のイメージも古き良き日本の代表のように、受け取っていただいている。土日はオーバーツーリズム気味ですが、地域の者は喜んでいます。これから、城下町全域を伝建地区にするなどの取り組みを進め、日本一の城下町にしていきたい」
篠山鳳鳴高校1年生の酒井優芽さんは「今の丹波篠山は盛り上がっている。河原町の魅力を広く伝えたい。」
同じく1年生の西田悠珠さんは、「まちなみアートフェスティバルを手伝っていました。若い人が沢山訪れて人気が出ている」
川端登保存会会長は「春日神社おみこし、伊勢からの獅子舞い、大晦日の元朝能、こんな体験ができるのは城下町のこども達だけ。こんな文化を未来につなげたい」
など話し合われました。
めざすは日本一の城下町、そして世界にもPRしていきます。

基調講演 京都橘大学村上裕道教授
文化庁高橋成美さん
パネルディスカッション

篠山鳳鳴高校の2人
左から篠山まちなみ保存会川端登会長、元宝塚市長正司泰一郎さん、私
更新日:2024年12月02日