丹波篠山市展(市長日記R6.12.4)
令和6年12月4日
丹波篠山市展は、平成17年より始まり本年で第20回を迎えました。
今年度も市内外より多くの素晴らしい作品が出展され、多くの方にご来場いただき「丹波篠山の芸術の秋」を満喫いただきました。
今年度は第20回を記念し、様々な催しを行いました。
中でもオープニングイベントでは、篠山鳳鳴高校書道部による書道パフォーマンスや篠山小学校金管クラブの演奏、そして丹波篠山ふるさと大使であり世界的に活躍されている尺八演奏家 井本蝶山さんの尺八演奏など、芸術文化の秋にふさわしい丹波篠山市展の幕開けとなりました。
また、丹波篠山市民の中から最も優秀な作品を選ぶ「丹波篠山市民賞」や、来場者が「最も良い」と感じた作品に投票し選ぶ『「私の好きな作品」賞』を新設しました。
「丹波篠山市民賞」には、彫刻・工芸部門の時本昭男さん(丹波篠山市小枕)の「甲冑(上杉謙信)」が選ばれました。時本さんは50歳頃から約30年間にわたって甲冑を製作されています。きっかけは、お城巡りが好きで、いろんなお城を巡っている時に甲冑を目にし、自分も作ってみたいと思われたからだそうです。数々の手作り甲冑を寄贈いただき、篠山城大書院等で使用しています。観光客に大人気です!
そして、河合賞(最優秀賞)には、彫刻・工芸部門の長谷川邦嘉さん(福知山市)の「秋晴の詩」が選ばれました。
来年は丹波篠山国際博です。丹波篠山市展においても国際博に合わせた催しを開催予定ですので、ぜひご来場ください。
河合賞・市展賞・丹波篠山市民賞の入賞者は次のとおりです(敬称略)。
河合賞(最優秀賞)
彫刻・工芸部門長谷川 邦嘉(京都府福知山市)「秋晴の詩」
市展賞
絵画部門 荻野 太生(西脇市)『going my way』
書部門 酒井 礼子(丹波市)『春の小川』
盆栽部門 宮里 こずえ(丹波市)『7点飾り』
丹波篠山市民賞
彫刻・工芸部門 時本 昭男(丹波篠山市小枕)『甲冑(上杉謙信)』
「わたしの好きな作品」賞
写真部門 藤原 文子(丹波篠山市味間南)『命のリレー「カイツブリ」』
河合賞・市展賞・丹波篠山市民賞受賞者(前列左から 宮里さん 中尾さん 酒井さん 時本さん 長谷川さん 荻野さん 河合良子さん)
更新日:2024年12月04日