お堀をきれいに! ヒシの次は、アカウキクサ対策 (市長日記R6.12.9)
令和6年12月9日
11月半ばから篠山城跡のお堀が赤いもので覆われ、一面に広がっていました。
これは「アカウキクサ」というもので、市内の田んぼなどに発生している外来種の浮き草です。水鳥について移動したり、周辺の水路などから入ってきたりするため、防ぎようがありません。
昨年度まではすくい取りをして対応していましたが、今年は夏に生長していたヒシが枯れ、アカウキクサが急速に広がったので、それでは間に合いません。
そこで、景観上の問題が大きい北堀と東堀の対策をしました。
農村環境課と商工観光課の職員が寒い中水に浸かって作業にあたってくれました。
川などで油などが流出しないように使うオイルフェンスでウキクサを集めて広がらないようにし、長さが足りない分はブルーシートやフローターを使って自作して対応しました。
職員は「今まではすくい取っていたが、今回はオイルフェンスを使っての作業で目に見える成果が出て嬉しい」「作業している時に市民の方に声をかけていただき、市民の方がお堀に興味を持っておられることを実感した。観光担当としてもお堀がきれいになり嬉しい」と感想を話してくれました。
今後は集めたアカウキクサを、徐々に枯らしていく予定です。
作業前と作業後
東堀作業前
東堀作業後
北堀作業前
北堀作業後
北堀作業前
北堀作業後
更新日:2024年12月09日